先日からバルセロナとの個人合意が伝えられていたニコ・ウィリアムズ。契約解除金5000万ポンドの支払いを進めていることも伝えられていたが、4日にはアトレティック・クルブと新たに10年契約を結ぶことが発表されている。
そして移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、新たな契約解除は1億ユーロに設定されたようだ。
『The Athletic』によると、ニコ・ウィリアムズ側はバルセロナに対し、「ラ・リーガの選手登録に失敗した場合は移籍できる」条項を要求したという。バルセロナ側は、昨年獲得したダニ・オルモには同じ条件を提示したものの、ニコ・ウィリアムズには拒否。これにより、交渉は破談に終わったようだ。
なお一部報道によると、バルセロナ側はニコ・ウィリアムズ代理人の要求を厳しく非難。「到底受け入れられない」と伝えたことにより、移籍交渉は決裂したと見られている。
ニコ・ウィリアムズ獲得に失敗したバルセロナだが、すでに新たなターゲットをリストアップしており、ルイス・ディアスやマーカス・ラッシュフォードが候補だと伝えられている。