バルセロナは16日、スペイン代表FWラミン・ヤマルの背番号変更を発表した。
新たに背負う番号は「10」だ。あのリオネル・メッシで印象的な番号だが、後継者だったアンス・ファティはこの夏からモナコに買取オプション付きのレンタル移籍を決め、空き番に。バルセロナは10代ながらスペイン代表でもすっかりと主力へと定着するヤマルを新10番に指名した。
13日に18歳の誕生日を迎えたばかりのヤマルはこのたび、チームのオフィスを訪れ、今年5月末に発表された2031年夏までの新契約にサイン。その席でジョアン・ラポルタ会長から10番のユニフォームも手渡され、背番号変更が公になった。
新10番は「長く、そして勝利に満ちた旅の始まりだ」と語ると、「まだ若いから成長が目標だけど、何よりも勝ち続けたい。ファンが喜んでもらえるよう全力を尽くすよ。僕にとって一生のクラブだし、世界最高のクラブだ」とも続けた。
カンテラ出身のヤマルは2023年4月に15歳で1stチームデビューを果たすと、すでに公式戦通算106試合(25得点34アシスト)に出場し、ゴールデンボーイやコパ・トロフィーなどの個人賞も獲得。昨季は55試合で18得点25アシストをマークし、チームの国内3冠に貢献した。