スペイン『マルカ』は25日、レアル・マドリードがリヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルド獲得がほぼ決まったことを報じた。
先の冬の移籍市場で、どのメディアにも先んじてレアル・マドリードのA=アーノルド獲得の動きを報じた『マルカ』は、すでに獲得がほぼ現実のものになったと伝えた。
レアル・マドリードは冬の市場でリヴァプールに対し、今季限りで契約が切れるイングランド代表DFを移籍金2500万ユーロを支払い獲得する意思を伝えたものの、拒絶されていた。スペインの首都クラブはこれを受けて、今夏での獲得に方針を切り替えていたが、同選手との契約交渉がほぼ合意に至った模様だ。
レアル・マドリードとA=アーノルドは5年契約を結ぶ見込み。無論リヴァプールに対する移籍金は発生しない。レアル・マドリードはこの補強により、DFダニ・カルバハル(現在長期離脱中)、本職右サイドハーフのDFルーカス・バスケスが務めてきた右サイドバックの層を厚くでき、MFフェデ・バルベルデを本職のボランチで継続的にプレーさせられそうだ。
◼︎“やり繰りがうまい王者”レアル・マドリード
レアル・マドリードにとってA=アーノルドの獲得は、クラブの補強戦略における新たな成功例となりそうだ。オイルマネーの流入により、移籍市場で大金を支払い他クラブと争うことに見切りをつけた同クラブは、若手選手の青田買いと契約切れでフリーとなる大物選手の獲得に力を入れてきた。A=アーノルドはもちろん、これまでにDFダヴィド・アラバやDFアントニオ・リュディガーを獲得してきた後者の戦略に当てはまる。
なおレアル・マドリードは、その世界一とも言えるクラブブランドを生かして選手を獲得し続けているが、他の強豪クラブと比べてその補強費の少なさは随一だ。
マンチェスター・シティが市場で猛威を振るうようになった2016-17シーズン以降、レアル・マドリードが支払った移籍金額は8億9600万ユーロにとどまっている。2016年から2025年までの期間、最も補強費を投じたクラブはチェルシーで、その額じつに23億8400万ユーロ。それからマンチェスター・シティ(17億5200万ユーロ)、PSG(17億2300万ユーロ)、マンチェスター・ユナイテッド(16億2100万ユーロ)、ユヴェントス(16億100万ユーロ)、バルセロナ(13億8000万ユーロ)、アーセナル(12億9000万ユーロ)、トッテナム(11億9000万ユーロ)、アトレティコ・デ・マドリード(10億3800万ユーロ)……と続いていく。
またレアル・マドリードが同期間に得た売却収入は7億4500万ユーロで、補強費との差額(チームづくりのための純費用)はマイナス1億5100万ユーロとなるが、これは世界で35番目の額となる(最も高額なのはマンチェスター・ユナイテッドのマイナス11億8100万ユーロで、チェルシーがマイナス10億4400万ユーロ、PSGがマイナス9億2700万ユーロ、マンチェスター・シティがマイナス8億9700万ユーロ、アーセナルがマイナス8億2799万ユーロで続いていく)。つまりレアル・マドリードは2016年から2025年まで、総額1億5100万ユーロを費やしてチャンピオンズリーグを5回制した、“やり繰りのうまい欧州王者“とも言えそうだ。
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