今年3月に2度目の世界王者となったジョシュ・ワーリントンは、すぐさまIBF世界王座防衛を果たそうとしている。日本時間11日(日)に行われるこの試合の対戦相手は、メキシコのルイス・アルベルト・ロペスだ。
もしワーリントンが勝利することができれば、翌年にはビッグマッチを開催できる可能性が開けてくる。WBA王者リー・ウッドとの英国人対決や、長年の希望であったアメリカでの試合などが考えられる。
だが、ロペスも簡単な相手ではない。28戦のプロキャリアで2敗を喫しているものの、この29歳はフェザー級強豪の一人となっている。昨年にはアイザック・ロウにKO勝ちを収めており、すでに英国人が1人ロペスの犠牲となっている。
ボクシング界では、ビッグマッチになると多くのベッティングが集まる。オッズと記者予想から勝負の行方を占った。
(ベッティングサイト『BetMGM』による)
ベッティングサイト『BetMGM』(12月8日時点)によると、ジョシュ・ワーリントンには4/6という数値がついており、下馬評で有利となっている。この数値は、ワーリントンに60ドル(約8200円)を賭け、勝利すれば40ドル(約5400円)を配当として得られるということだ。一方のロペスは11/10となっている。こちらは20ドル(約2700円)を賭けて得られる配当が22ドル(約3000円)ということだ。
ジョシュ・ワーリントンがあまり有名ではないメキシコ人と戦うことになり、「リーズの戦士」が倒せなかったマウリシオ・ララとの対戦と状況を重ねる人もいるだろう。
だが、ワーリントンは同じ過ちを2度繰り返すまいと、戦前の準備を行ってきた。だが、それでもロペスという脅威に対して慎重にならなければいけない。
メキシコのコンテンダーは危険なパンチ力を備えているが、顎が上がる傾向にある。そこがワーリントンの狙い目になるだろう。
ワーリントンがハイレベルの戦いに巻き込まれれば、いつでも面白い展開になる。だが、今週末はそれほどでもないと予想している。最初の6ラウンドほどは打ち合いになるだろうが、それ以降はワーリントンの経験が活き始め、パワーでロペスを鎮めるだろう。
Astbury記者の予想: ジョシュ・ワーリントンのKO勝利(第9ラウンド)
このイベントは日本時間12月11日(日)午前6時から放送される。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時35分頃と予想されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される(オーストラリアとニュージーランドを除く)
この試合は英国・リーズのファーストダイレクト・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 12月11日(日) 4:00 | ワーリントン vs.ロペス | IBF世界フェザー級王座戦 |
| 12月18日(日) 11:00 | クリエル vs.ソロモン | NABF北米ウェルター級タイトルマッチ |
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