日本時間6月8日、クルーザー級のジェイ・オペタイアがクラウディオ・スクエオを相手にIBFとリングマガジンのクルーザー級タイトルを防衛した。次なる統一戦への期待はますます高まっている。
オペタイアは試合前から圧倒的に有利と予想されており、開始早々から自信たっぷりに攻め立てた。序盤、特に最初の2ラウンドではスクエオが前に出て地元ファンを沸かせた。第2ラウンドでは、左・右のコンビネーションでオペタイアを一瞬追い詰めたが、オペタイアは冷静さを保ち、反撃の機会をじっくり伺った。
第3ラウンド以降、オペタイアは徐々にプレッシャーを強め、右ストレートを何度もヒットさせスクエオの防御を崩し始めた。
第4ラウンド序盤に、オペタイアがボディブローを放つ際にスクエオを掴んだとして反則が宣告され、一時試合が中断する場面もあったが、このアクシデントでもオペタイアの勢いは止まらなかった。
第5ラウンドにはオペタイアの右ストレートがスクエオの顎を捉えた。スクエオはその場にひざまずき試合続行不可能となった。このときスクエオの顎は骨折させていたことが後に分かった。
試合後オペタイアは、相手を手早く退けることで、長らく待ち望んでいる統一戦を実現したかったと強く語った。
「早く終わらせたかったんだ。本当に彼をリングから退けたかった」とオペタイアはコメントした。「統一戦を追い求めているが、本当にやきもきしている」
オペタイアの次なる対戦相手として、WBAとWBOのタイトルホルダーであるヒルベルト"スルド"ラミレスの名前が挙がっているのは周知の事実だ。今月米国で行われるジェイク・ポール vs フリオ・セサール・チャベスJrのアンダーカードで、ラミレスがユニエル・ドルティコスと対戦する。この試合でラミレスがタイトル防衛を果たし、その夢の対戦が実現することをオペタイアは心待ちにしている。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 6月11日(水) 6:00 | ---- | アリエル x アデ: ボクシング・ショー #30 |
| 6月13日(金) 2:00 | ---- | ヒッチンズ vs カンボソス 記者会見 |
| 6月14日(土) 2:00 | ---- | ヒッチンズ vs カンボソス 前日計量 |
| 6月14日(土) 3:00 | ---- | タビチ vs ディクソン |
| 6月14日(土) 9:00 | ---- | クルス vs チャベス |
| 6月15日(日) 8:00 | ---- | ヒッチンス vs カンボソス |
| 6月21日(土) 11:00 | ---- | スティーブンス vs カミュコフ |
| 6月22日(日) 3:00 | ---- | ヤファイ vs ロドリゲス |
| 6月29日(日) 3:00 | ---- | モロイ vs ベンジャミン |
| 6月29日(日) 9:00 | ---- | ポール vs チャベス |
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