敗退直後、ナインが忘れなかった行動があった。野球日本代表「侍ジャパン」は14日(日本時間15日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・ベネズエラ戦に5-8で敗れた。初のベスト8敗退が決まった直後、最後までベンチにいた“侍戦士”がいた。
試合終了後、配信に映っていたのは牧原大成内野手(ソフトバンク)だった。最後までベンチに残り、空のペットボトルなどを拾ってから一礼してグラウンドを後にした。失意の中でも忘れなかった日本の“美徳”に、ファンから称賛の声が上がった。
1点リードの6回に逆転3ランを浴び、大会連覇の夢が途絶えた侍ジャパン。試合直後のベンチは重苦しい空気に包まれた。その後、グラウンドに出てスタンドのファンへ最後の挨拶を終え、選手たちが続々とロッカールームへと引き上げていく中で、牧原は最後まで掃除と礼儀を忘れなかった。
国際大会のたびに、日本人ファンや代表チームによるごみ拾いやロッカールームの清掃は「日本の美徳」として世界中から称賛されてきた。敗戦の絶望のどん底にあっても、その気高い精神と礼儀正しさを体現した侍戦士の姿は、中継を見ていた日本のファンの胸を熱くさせた。
SNS上には「ゴミを片付けてたのか……さすがです」「マッキー流石や!」と称賛の声が続出。「こういうとこが好き 俺は見てたぞ!」と、人知れず行われた善行を見逃さなかったファンの温かいコメントや、「いい伝統はこうやって引き継がれる」と、歴代の代表チームが築いてきた誇るべき文化を継承する振る舞いに感動する声が相次いでいた。(Full-Count編集部)