バルセロナが日本時間18日のラ・リーガ第9節でバレンシアを本拠地カンプ・ノウに迎える。
バルセロナは前節、王者アトレティコ・マドリードと対戦して0-2で敗れている。24分にトーマス・ルマルに先制点を奪われると、前半終了間際にはルイス・スアレスに古巣弾を許した。
その直前にUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)でベンフィカに0-3の完敗を喫していたこともあり、大きな失望に包まれたバルセロナ。ここまでのリーグ戦での戦績は3勝3分け1敗と、開幕前から予想されていた通り厳しいシーズンとなっている。
今節対戦するバレンシアとは勝ち点12の得失点差4で並んでいるが、得点数で下回るために順位では下回る。少しでも順位を上げるためにこの直接対決を制すことは義務付けられており、反対に敗れた場合には続くミッドウィークに再び訪れるUCLディナモ・キエフ戦、そして24日の第10節レアル・マドリード戦に向けて様々な雑音に包まれることは避けられない。
主に守備陣に複数の負傷者を抱えるなど、厳しい陣容となっているバルセロナにとって、18歳にして背番号10を背負うファティは希望を象徴する存在だ。昨季の負傷から復帰した第7節レバンテ戦ではわずか9分間のプレーで得点を記録し、続くアトレティコ戦では得点こそなかったがプレータイムを26分間に伸ばした。コンディションを徐々に上げてきており、バレンシア戦には万全の準備を整えて登場しそうだ。
バレンシアは前節、カディスと対戦してスコアレスドロー。堅守の相手のゴールを最後まで割ることができず、望んだ結果を手にすることは叶わなかった。
今季は開幕から4試合で3勝1分けと好調のスタートを切ったバレンシアだったが、その後の直近4試合では2分け2敗。9月中旬から勝利がなく、バルセロナ戦では5試合ぶりの勝利が求められる。
ともに苦悩している名門同士の一戦。この同勝ち点対決を制した方が復活の狼煙を上げることとなる。バレンシアではカルロス・ソレールら負傷していた選手たちが全体練習に復帰していることが伝えられているが、このタイミングで調子を上向けていくことはできるのだろうか。
負傷によりここ3試合を欠場していたソレールがバルセロナ戦で復帰する見込みだ。ファティ同様に10番を背負う選手をバレンシア側でもピックアップする形となったが、今季リーグ戦5戦3ゴール2アシストを記録していたソレールがチームをけん引していたことは明白。チームとして調子を崩していた時期と欠場試合が重なることは偶然ではなさそうだが、その影響力を証明するためには改めてビッグマッチで輝きを放ちたい。
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