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アトレティコ、ビジャレアルMFバエナ獲得へ…移籍金は5000万ユーロ以上 | ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリードがスペイン代表MFアレックス・バエナ（23）の獲得に動き出しているようだ。スペイン『アス』が報じている。
アトレティコは来季チーム構想において、バエナを「そのクオリティー、成長度合い、特徴」から理想的な補強選手としてピックアップしているようだ。過去にサウジアラビアから巨額オファーを提示されたとの報道があり、現在はプレミアリーグからの興味が噂されるバエナの移籍金は5000万ユーロ（約80億円）以上と見積もられているが、スペイン首都クラブはそうした額を支払う意思を固め始めているという。
バエナはビジャレアルの4-4-2で左サイドハーフを務め、抜群の精度を誇るパスからアタッカーたちの飛び出しを促す選手。今季ラ・リーガでの成績は、まさに圧巻である。7アシスト、6プレアシストを記録しているだけではなく、ペナルティーエリア内へのパス成功本数はバルセロナFWラミン・ヤマルの70本を上回りリーグ1位となる81本。チームメートのシュートを導いたパス本数も75本と、バルセロナFWハフィーニャの62本を上回ってリーグ1位だ。
現在アトレティコが使用する4-4-2において、左サイドハーフは絶対的な選手がいない状況。MFサムエウ・リーノ、MFコナー・ギャラーが同ポジションでプレーしているが、前者は最大の長所であるはずのドリブル突破が影を潜めており、後者は守備における貢献度が高くとも攻撃における創造性が物足りないと指摘されている。プレースキッカーとしての活躍も見込めるバエナが、来季そのポジションを占めることになるのだろうか。
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