フリック、バルセロナを無敗のチームとするシュチェスニーについて…「彼が今季終了まで正GKを務めるとは言えない」 | ラ・リーガ

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バルセロナのハンジ・フリック監督は、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが今季守護神と断言することを嫌った。

昨季限りで引退したシュチェスニーだが昨年10月、マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱となったバルセロナからオファーを受けて現役復帰。加入当初こそイニャキ・ペーニャに次ぐGKとしてベンチに座っていたものの、年明けあたりからレギュラーの座をつかむと、少し調子を落としていたチームを上昇気流に乗せた。

バルセロナはシュチェスニーがゴールを守った22試合を19勝3分けと無敗で切り抜けており、なおかつ12試合を無失点で終えている。あと1試合負けなければ23試合無敗となり、故ヨハン・クライフ氏が保持するクラブ無敗記録3位に並ぶことになる（記録1位はセスク氏の30試合、2位はパウリーニョ氏の25試合）。

DFラインへの指示、何よりも的確なセーブによって間違いなくチームに貢献しているシュチェスニーだが、テア・シュテーゲンも今季中に復帰できる状況で、今後もゴールを守り続けるのか気になるところだ。14日に会見に出席したフリック監督はそのような疑問に対して、あまりにも彼らしい言葉を口にしている。

ドイツ人指揮官は、スタメンの選定は実力と結果次第であるとして、シュチェスニーが絶対的存在であることを否定した。

「フットボールでは様々なことが一瞬で変化してしまう。どんなことだって起こり得るわけであり、そのために私から彼が今季終了まで、100％プレーし続けると言うことはできない」

「私から何か言えるとすれば、彼はチームにとって非常に大切な存在、ということだ。このチームのGKたちは素晴らしい関係を築いており、日々支え合ってプレーを改善している。私はそうした雰囲気が大好きなんだ」

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