バルセロナのハンジ・フリック監督が、レアル・マドリードがスペインフットボール連盟(RFEF)に対して審判制度の改革を求めたことについて言及した。
ラ・リーガ第22節のエスパニョール戦を0-1で落としたレアル・マドリードは、同試合でFWヴィニシウス・ジュニオールのゴールが取り消され、FWキリアン・エンバペに悪質なタックルを仕掛けたDFエリック・ロメロが退場とならなかったことを受けてRFEFに書状を提出。これまでにも苛烈な審判批判を展開してきた同クラブは、書状に「このコンペティションは操作・汚染されている」「レアル・マドリードに対してダブルスタンダードの判定がある」「審判制度について抜本的な改革が必要だ」と記していた。
5日に記者会見に出席したフリック監督も、やはり報道陣からこの一件についての見解を求められている。ドイツ人指揮官は言及を好まないとしながらも、審判に過剰な重圧をかけることには疑問を呈した。
「誠実に言わせてもらうと、その一件について触れたくはないんだ。ただ(レアル・マドリードの行動は)私たちのやり方ではない。私ならば、そういったことはしないね。それはバルサのスタイルでもないよ」
「各監督、各クラブが何か物を言う理由を持っている。しかし私たちは人間であり、ミスだってするさ。彼ら(審判たち)にも気を配る必要がある。こういった状況で仕事をするのは簡単ではないからね」
「私がバルセロナにやってきたとき、言い訳はしないと話したはずだ。不満も言わず責任転嫁もしない、とね。私たちは私たちの試合に勝たなくてはならない。これまで、いくつか試合を落としてきたが、それは私たちの責任にほかならないんだ」
「私たちは自分たちにできることだけを見つめているよ」
今月の24日に60歳となるフリック監督は、バルセロナで過ごす日々を目一杯楽しんでいるようだ。
「私は自分が望みを何度となく考えてきた。多くの夢が現実になったし、バルサを指揮するのも夢の一つだった。いや、素晴らしいよ。私はこの街が好きだ。太陽も食べ物も気候も……2月だというのにこの気温を見てくれよ(同日の最高気温は16度)」
「私はバルセロナというクラブを愛しているし、このチームを率いることはまさにファンタスティックだ。今いる選手たちは唯一無二だよ。こんな経験はしたことがない。彼らは練習することも試合を戦うことも好きなんだ。私は彼らのことを心の底から称賛している。これは現実となった夢なのさ」
フリック監督はまた、バルセロナの正GKがイニャキ・ペーニャからヴォイチェス・シュチェスニーに変わったことを改めて強調している。
「明確に、シュチェスニーがナンバーワンだ」
「GKたちが比較されているのは分かっている。イニャキはファンタスティックだが、私たちはその意思の強さ、プレー方法やスタイルによってシュチェスニーを選んだ。どちらも素晴らしいのだがね。私たちは一つの決断を下した。チームの最善を考えてそう決めたんだよ」
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