バルセロナ、イニゴ・マルティネスをサウジアラビアにフリーで放出へ！ | ラ・リーガ

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バルセロナDFイニゴ・マルティネス（34）が、サウジアラビアのアル・ナスルに移籍する見込みとなった。スペイン『マルカ』が報じている。

『マルカ』曰く、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWジョアン・フェリックスが在籍するアル・ナスルとイニゴ・マルティネスの交渉はずいぶんと進んでおり、合意に達する寸前であるという。そして実際に交渉が合意に至った場合、バルセロナは移籍金なしでイニゴ・マルティネスを放出することになるようだ。

バルセロナは2025年3月にイニゴ・マルティネスとの契約を2026年まで延長した際、将来的にこのバスク出身DFの獲得を望むクラブが現れ、選手本人も移籍に乗り気であれば、フリーで放出することを約束していた模様。バルセロナは一貫して模範的な振る舞いを見せ続けてきたI・マルティネスに対して、敬意を払う考えとのことだ。

また、たとえフリーでの放出でも、バルセロナはある程度の恩恵を享受できそうだ。I・マルティネスを手放せば人件費として1400万ユーロの余裕が生まれるとみられ、それをサラリーキャップ超過の解消、新加入選手の登録に役立たせることができる。

イニゴ・マルティネスは2023年夏、アトレティック・クルブからフリーでバルセロナに加入。昨季は公式戦46試合に出場してラ・リーガ、コパ・デル・レイの優勝に貢献した。

なおバルセロナは今季、センターバックとしてパウ・クバルシ、ロナルド・アラウホ、エリック・ガルシア、アンドレアス・クリステンセンを擁している。さらに右サイドバックのジュール・クンデ、左サイドバックのジェラール・マルティンもDFラインの中央でプレー可能と、センターバックは“オーバーブッキング”となっていた。バルセロナは当初、クリステンセンの放出を予定していたようだが、同選手は退団に否定的だったとみられる。

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