アル・ナスルFWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣レアル・マドリードのFWキリアン・エンバペに対してアドバイスを送っている。
昨夏にレアル・マドリードに加入したエンバペは、同チームでは得意の左サイドにFWヴィニシウス・ジュニオールがいるためにセンターフォワードとしてプレー。当初は、同ポジションでのプレーに慣れていない様子だった。
ここ最近には、センターフォワードとしても良質なプレーを見せ始めたエンバペだが、C・ロナウドはまだまだ良くなると思っているのかもしれない。
スペインのテレビ局『ラ・セクスタ』とのインタビューに応じたC・ロナウドは、かつては純粋なウィングで、その後に点取り屋として開花した自身とエンバペを重ね合わせている。
「ストライカーのポジションはエンバペにとっては少し難しいようだ。僕の意見では、彼はストライカーとしてのプレーの仕方を分かっていない。知らないというのではなく、彼のポジションではないということだ」
「自分が今もレアル・マドリードにいるならば、彼に9番のプレーを教えてあげられたはずだ。僕だってストライカーではなかったが、そのポジションに慣れていったわけだから。皆、自分がサイドでプレーしていたことを忘れているけどね」
「キリアンは典型的なストライカーになっちゃいけない。僕が彼ならば、C・ロナウドのようなストライカーとしてプレーする。自分はペナルティーエリアには位置せず、エリア内に姿を現した。彼は機敏で、力強く、スピードがある。エリア内でクロスからヘディングシュートを打つのを待っちゃいけない。彼にはシュートを打つための“足”があるんだよ」
「レアル・マドリードのファンには、彼のことを見守ってほしいと伝えたい。エンバペはとても素晴らしい選手だ。レアル・マドリードは彼のことを助け、守らなくてはいけない。エンバペがレアル・マドリードのファンに多くの喜びをもたらすことを、僕は確信しているよ」
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