今季“強いレアル・マドリード”の鍵を握るセバージョス、アラベス戦でついに復帰か… | ラ・リーガ

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レアル・マドリードMFダニ・セバージョスは、まもなく戦列に復帰することになる。

トニ・クロース氏が昨季限りで引退したレアル・マドリードは、中盤のゲームメイク力が不足し続けていたが、それを補ったのがセバージョスだった。

チーム内で最もクロース氏と特徴が近い28歳MFは、シーズン序盤こそ出場回数が限られていたものの、冬頃になると中盤でレギュラーを奪取。落ち着き払ったゲームメイク、さらには献身的な守備を見せて、低調なパフォーマンス続きだったレアル・マドリードを上向かせることに成功した。

しかし、そんなセバージョスは2月26日のコパ・デル・レイ準決勝1stレグ、敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦で負傷。その試合の終了間際に自身のヒザとMF久保建英のヒザが接触し、筋肉系の怪我によって約2カ月間の戦線離脱を強いられていた。チームはセバージョス離脱以降9試合を戦ったが、その成績は4勝1分け4敗と振るわず、何よりも“中盤のフットボール”が損なわれてしまったことを感じさせている。

だが後衛と前線のコンダクターは、まもなく復帰できるようだ。セバージョスはすでにチームの全体練習に参加しており、13日のラ・リーガ第31節、アウェーでのアラベス戦で招集メンバーに含まれる可能性も浮上。また、たとえアラベス戦に間に合わなくても、0-3ビハインドからの逆転を目指す16日のチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、ホームでのアーセナル戦では間違いなく招集されるとみられる（奇しくもアーセナルは彼の古巣である）。

今季、レアル・マドリードが強さを感じさせたとき、常にピッチに立っていたセバージョス。カルロ・アンチェロッティ監督にとっては、あまりに心強い選手の復帰となりそうだ。

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