アトレティコ・デ・マドリードは17日にラ・リーガ開幕節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、今夏の補強に満足感を表しつつ、強力な陣容を生かし切る覚悟を口にしている。
今夏、“大型”とも称せる積極補強を行ってきたアトレティコ。これまでにDFマッテオ・ルッジェーリ(移籍金1700万ユーロ)、MFアレックス・バエナ(4500万ユーロ)、FWティアゴ・アルマダ(2500万ユーロ)、MFジョニー・カルドーソ(2500万ユーロ)、DFマルク・プビル(1600万ユーロ)、DFダヴィド・ハンツコ(3500万ユーロ)、FWジャコモ・ラスパドーリ(2100万ユーロ)を獲得し、投じた移籍金の総額は1億8400万ユーロ(約320億円)にも上っている。
昨季のFWフリアン・アルバレス、FWアレクサンダー・スルロット、MFコナー・ギャラガー、DFロビン・ル・ノルマンらの獲得に続く積極補強によって、バルセロナ、レアル・マドリードのスペイン2強と競えるとの意見も挙がるアトレティコだが、会見でその可能性を問われたシメオネ監督は、次のように返答している。
「私は早まった結論を出したくない。ほかよりも優れている、または劣っていると、勢いに任せて定義してもどうにもならないはずだ」
「本当のことはピッチの上と、そこで起こる事実にしか存在しない。重要な選手たちがこのクラブにやって来たが、しかしそうであることを示すのはピッチの上なんだよ。私たちの立ち位置はピッチ上で決まるんだ」
シメオネ監督はその一方で、2021年のラ・リーガ優勝以降タイトルから遠ざかっているチームが、クラブの経営に比例するような好結果を収められていないとの見解を述べた。
「私たちは最初から持ち続けている信条、パルティード・ア・パルティードで進まなくては。そこから逸脱してはならない。チームは大きく成長を果たしたが、今後も同じように成長し続ける必要がある。以前はチームの方がクラブより成長し、その後クラブがチームに追いつき、最近はクラブの成長がチームを上回るようになった」
「今はチームがクラブのステータスに並ばなくてはいけない」
スペイン『マルカ』、『アス』、『ムンド・デポルティボ』などのスポーツ主要紙は、アトレティコがDFナウエル・モリーナ、もしくはMFコナー・ギャラガーを売却すれば、代わりにMFジュリアーノ・シメオネの競争相手となる右ウィングを獲得すると報道。その候補にはユヴェントスMFニコ・ゴンサレス、レアル・ソシエダMF久保建英が挙げられているが、シメオネ監督はさらなる補強の可能性を否定しなかった。
「アトレティコにドリブラーが足りないと思っているのか? チーム内のドリブラーの特徴を持つ選手としては、おそらくアルマダ、バエナ、フリアン(・アルバレス)あたりが挙げられるだろう。またスルロット、グリーズマン、フリアン、ジュリアーノといったアタッカーたちは、それぞれ異なる特徴を持ちながら、相手陣地の深いところまで侵入できる。陣容が決まり次第、選手たちの長所を生かしていきたいと思っているよ」
「市場には注意を払わなくてはいけない。まだ退団する選手がいるのか、獲得する選手がいるのかをね。そしてその後には、各選手の長所を引き出さなくてはいけない。彼らがより良い選手になるための助けとなりたいし、そして彼らがチームをより良くする助けとなるんだ」
● ソシエダ監督、久保建英の補強要請に「経験豊富な選手を求めているが…タケもわずかな出場機会しか得られない若手だった」|ラ・リーガ
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