10月6日(月)から宮崎県内で「第22回みやざきフェニックス・リーグ」が開催される。同リーグは主に若手の鍛錬の場として活用され、現在のトッププレーヤーたちも過去にこの場で実績を残している。そのひとりが、高橋宏斗(中日)だ。
2020年ドラフト1位で中日に入団した高橋宏斗は、ルーキーイヤーとなった2021年に一軍デビューを果たすことはできなかった。二軍でも0勝5敗、防御率7.01とプロの壁にぶつかっていた。そんな中、参加したフェニックス・リーグでは初登板から2試合連続(合計11回)で無失点投球。3試合目で初めて失点を喫し、5回途中6失点と打ち込まれたが、3試合で15回1/3を投げ、防御率3.52の結果を残した。
数字だけを見ると目立たないかもしれない。しかし、高卒1年目ながら11イニング連続無失点を記録し、シーズンで7点台だった防御率が3点台半ばに収まったことに、大きな成長を感じさせた。
翌2022年には春季キャンプで圧巻の投球を見せると、3月中に一軍デビューを飾る。シーズンを通して規定投球回には届かなかったものの、6勝7敗、防御率2.47の成績で先発ローテーションに入り込んだ。この年もフェニックス・リーグに参戦した高橋は、2試合で11回を投げ無失点と圧倒。侍ジャパン強化試合へと旅立っていった。
2023年には侍ジャパンの一員としてWBCで優勝を経験し、シーズンでも初めて規定投球回に到達。以降も3年連続で規定投球回をクリアしており、完全に先発ローテーション投手の柱となった。
現在、チームだけでなく球界を代表する右腕となった高橋は、1年目のフェニックス・リーグできっかけを掴み飛躍を遂げたのだ。今年、DAZNで38試合が配信されるフェニックス・リーグでも、まだ見ぬ未来のエース候補が覚醒するかもしれない。
● 第22回みやざきフェニックス・リーグ | DAZN配信予定・試合日程
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