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72時間以内の試合開催に怒りのレアル・マドリード、FIFAの介入要請…アンチェロッティも「これが最後だ」|ラ・リーガ

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レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、試合日程への不満を漏らした。

12日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16のセカンドレグで、PK戦に及ぶ激闘を制してアトレティコ・マドリードを下したレアル・マドリー。見事準々決勝へと駒を進めたが、15日にはラ・リーガ第28節でビジャレアルと対戦した。キリアン・エンバペの2ゴールで2-1と勝利したものの、アンチェロッティ監督は日程に苦言を呈している。

このビジャレアル戦が行われたのは、アトレティコとのPK戦からわずか66時間後のこと。FIFA側は選手の負担を考慮し、試合間隔を最低72時間空けることを推奨しているものの、最終的な判断は各国リーグに委ねられている。スペイン一部メディアでは、レアル・マドリード側が試合時間を遅らせるようにラ・リーガへ何度も要請したが、受け入れられなかったと伝えられている。

指揮官は会見で、「72時間以内に試合をするのは今日が最後だろうね。72時間の休憩なしに、もうニ度とこんなことはしたくない。ラ・リーガに試合時間の変更を2度求めたが、何もしてくれなかったね。だが、これが最後だ。理解できないよ。72時間は最低限の数字だ。結局のところ金やテレビ放映権が優先され、選手の回復は考慮されない。プライオリティは金だ。選手の急速ではない」と厳しい言葉を残している。

なおレアル・マドリードの公式メディアチャンネル『レアル・マドリーTV』は、クラブ側がFIFAへの介入を求めたこと、そして今後同じ対応はしないことを発表。さらに、ラ・リーガのハビエル・テバス会長について「テバスリーグの職権乱用は許さない」と主張している。

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