アトレティコ、久保建英の獲得はなし…会長が宣言「ラスパドーリで私たちの壮大な補強は終了した」｜ラ・リーガ

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アトレティコ・デ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が、今夏の補強が終了したことを宣言した。

アトレティコは20日、本拠地メトロポリターノの記者会見場で、ナポリから獲得したFWジャコモ・ラスパドーリの入団セレモニーを開いた。そのセレモニーで登壇し、スピーチを行ったセレソ会長は、今夏の選手補強がラスパドーリで終了したことを公言している。

「ラスパドーリの獲得で、私たちは今回の壮大な補強は終了する。今回の補強は、今季立ち向かうすべての目標に向けて、大きな期待を生み出すものとなった」

スペイン『マルカ』が以前報じたところによれば、アトレティコはDFホルへ・モリーナ、MFコナー・ギャラガーに退団の可能性があり、いずれかを売却した場合にユヴェントスMFニコ・ゴンサレス、もしくはレアル・ソシエダMF久保建英を獲得する考えだった。だが現在、モリーナおよびギャラガー放出の可能性はほとんどなくなったとみられている。またラ・リーガ第1節エスパニョール戦（1-2）終了後には、FWアレクサンデル・スルロットがベンチスタートだったことに憤り、退団を希望しているとの報道もあったが、ディエゴ・シメオネ監督は第2節エルチェ戦で同選手をスタメンで起用する見込みとなっている。

アトレティコは今夏ここまでにDFマッテオ・ルッジェーリ（移籍金1700万ユーロ）、MFアレックス・バエナ（4500万ユーロ）、FWティアゴ・アルマダ（2500万ユーロ）、MFジョニー・カルドーソ（2500万ユーロ）、DFマルク・プビル（1600万ユーロ）、DFダヴィド・ハンツコ（3500万ユーロ）、FWジャコモ・ラスパドーリ（2100万ユーロ）を獲得。投じた移籍金の総額は1億8400万ユーロ（約320億円）に上っている。

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