バルセロナ、ニコ・ウィリアムズと個人合意に達した模様！問題は契約解除金107億円の支払いと人件費確保に…｜ラ・リーガ

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バルセロナがアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズの獲得について、選手個人と条件面で合意した模様だ。スペイン『ムンド・デポルティボ』やファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、昨夏の移籍拒絶によってニコのことはもう獲得しない方針だったとされるが、先に代理人から売り込みがあり、再びFWラミン・ヤマルと一緒にプレーさせることを望むようになったと報じられていた。

そして『ムンド・デポルティボ』とファブリツィオ・ロマーノ氏曰く、バルセロナとニコは6年契約を結ぶことで合意に達した様子。年俸は手取りで600〜700万ユーロ（約10〜12億円）になるという。

バルセロナがこれから獲得を実現するとして、問題はもちろん移籍金/契約解除金の支払いとなる。アトレティック・クルブはバルセロナのサラリーキャップ超過問題や審判買収疑惑ネグレイラ事件について辛辣に批判を展開してきたクラブであり、クラブ間交渉に臨むとは考え難い。

そのために契約解除金5800万ユーロ（約97億円）、税金含めて6400万ユーロ（約107億円）の一括払いとなるが、バルセロナは先にGKジョアン・ガルシアを、こちらもエスパニョールが交渉に応じないために契約解除金2400万ユーロ（約40億円）を支払い獲得。財政的な余裕はなく、融資でも受けない限り6400万ユーロを一括で支払うのは不可能とみられる。

またバルセロナはサラリーキャップの超過問題もまだ解決できておらず、ニコ、またヤマルを選手登録するためには所属選手たちの売却が必要になるようだ。

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