【移籍情報】余剰戦力の放出を進めるバルセロナ、23歳FWのブラガ移籍を正式発表…移籍金として20億円を手に｜ラ・リーガ

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バルセロナは25日、スペイン人FWパウ・ビクトール（23）がブラガに移籍することを発表した。

サバデイ、ジローナの下部組織出身であるパウ・ビクトールは、2023-24シーズンにレンタル移籍でバルセロナのBチームに加わり、2024-25シーズンには完全移籍を果たしてハンジ・フリック監督率いるトップチームの戦力になった。しかしトップチームでの出場時間は379分間（2ゴール）にとどまり、今季はドイツ人指揮官から戦力外とみなされていた。

バルセロナはそんなパウ・ビクトールのブラガへの放出に合意。昨夏、移籍金250万ユーロ（約4億円）+出来高でジローナから獲得した同選手を、移籍金1200万ユーロ（20億円）+インセンティブでポルトガルのクラブに売却している。  

バルセロナは声明で、パウ・ビクトールの幸運を祈っている。

「クラブは選手の個人、プロフェッショナルとしての多幸と未来の成功を願っています」

なおスペイン『バングアルディラ』によれば、バルセロナはパウ・ビクトールの売却によって、人件費を900万ユーロ浮かせた模様。モナコにレンタルで放出したFWアンス・ファティ、契約を解消したDFクレマン・ラングレ（アトレティコ・デ・マドリードに移籍）、移籍金350万ユーロでマジョルカに売却したMFパブロ・トーレ、そして今回のパウ・ビクトール売却により、同クラブは人件費において合計2400万ユーロの余裕をつくったとのことだ。

ただしラ・リーガのサラリーキャップを超過している状況は変わらず、新加入GKジョアン・ガルシア、FWマーカス・ラッシュフォードの選手登録はまだかなわないようだ。

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