ラージョ・バジェカーノのイニゴ・ペレス監督が、バルセロナMFペドリを“潰さなければいけない”理由を語っている。
17日にラ・リーガ第24節、アウェーでのバルセロナ戦に臨んだラージョは、FWロベルト・レヴァンドフスキのPKからのゴールによって0-1で敗戦。この試合でもペドリは大きな輝きを発揮し、自らのドリブル、そして長短のパスでバルセロナの攻撃を操り、ラ・リーガのファン投票によるMOMにも輝いた。
ラージョのイニゴ・ペレス監督は試合後、そんなペドリを封じる策を講じていながらも、完全には通じなかったことを告白。ペドリという現代フットボールでは稀有なファンタジスタに対して抱える称賛、愛情の気持ちも交えながら、だからこそ長所を消す必要があったと説いている。
「この1週間の練習で私たちが意識していたのは、ペドリをなるべくプレーに関与させないことだった。そうするのは当然だろう。そして何よりも、彼がプレーに参加するとき、どんなパスを使うかというパターンを頭に叩き込む必要がある。どこでマークを外す動きが起こり、どんなパスが通るかを理解して状況をコントロールしないと……彼を起点に受ける打撃はあまりに痛すぎる。もちろん、彼がパスを出さないで相手を突破できることも分かっているのだがね」
「ペドリについて話すならば……私は、良質な選手を好む監督だ。彼は偉大なフットボーラーであり、現在のような調子にあることを本当に喜ばしく思う。攻撃面の力はこれまでも見せてきた通りだが、今は守備面も素晴らしく、ピッチ全体をカバーして味方を助けている。感情的にもエネルギー的にも素晴らしい形でね。彼はチームメートと確かにつながっており、ポジティブな影響を与えている。私は、彼のプレーを見るのが好きだ。今日を除いてね」
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