エラーコード %{errorCode}

ラ・リーガ

「ついにその時がやって来た」モドリッチ、今季限りでのレアル・マドリード退団を発表！クラブ史上最多の28タイトルを獲得

DAZN

DAZN NEWS

22, May

プレミアリーグ	ラ・リーガ	セリエA
ブンデスリーガ	リーグアン	ベルギーリーグ

レアル・マドリードMFルカ・モドリッチ（39）が、今季限りでの同クラブ退団を発表した。

世界トップクラスの司令塔として名を馳せてきたモドリッチ。昨年9月で39歳となり、レアル・マドリードでの出場機会は減少していたが、それでも途中出場から流れを変える役割などでチームに確かな貢献をしてきた。

2021年からレアル・マドリードと1年ずつ契約を延長してきたモドリッチは、「ここで引退したい」と常々公言してきた同クラブとの契約をもう1年だけ更新し、クロアチア代表として2026年ワールドカップに臨んだ後、スパイクを脱ぐ考えとされた。だがスペインのスポーツ紙『マルカ』によれば、今季メジャータイトルを獲得できず、シャビ・アロンソ監督を招聘して再スタートを切る予定のレアル・マドリードは、世代交代を推し進めるためにこのベテランMFと新契約を結ばないことを決断している。

モドリッチはSNSを通じて、24日のラ・リーガ最終節レアル・ソシエダ戦が、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでプレーする最後の試合になること、そして6月半ばから開催されるクラブ・ワールドカップの後にレアル・マドリードを去ることを報告している。

「その時がやって来てしまった。決してやって来てほしくなかった時が、ね。でも、これがフットボールなんだ。人生では、すべてに終わりと始まりがあるんだよ……。次の土曜、僕はサンティアゴ・ベルナベウでの最後の試合に臨むよ」

「2012年、僕は世界最高のチームのユニフォームを着れるんだっていう期待とともに、凄まじいことを成し遂げてやろうっていう野心とともに、ここにやって来た。だけど、その後に起こったことは想像を超えていたよ」

「レアル・マドリードでプレーすることで、僕の人生は変わった。選手、人間としてもね」

「史上最高のクラブが過ごした、最も成功に満ちた一時代の一員になれた。そのことを誇りに思う」

「クラブには心からの感謝を伝えたい。特にフロレンティーノ・ペレス、チームメートのみんな、監督たち、これまでずっと僕を助けてくれたすべての人たちに」

「この長い年月の中で、素晴らしい瞬間を何度となく経験してきた。不可能に思えた逆転勝利、決勝戦、祝勝パーティー、ベルナベウでのいくつもの魔法の夜……。僕たちはすべてを勝ち取った。僕はとても幸せだった。本当に、本当に幸せだった」

「だけど、タイトルや勝利以上に僕の心に刻まれたのは、マドリディスタのみんなの愛情なんだ。実際、君たちとのこんなにも特別なつながりを、どう説明したらいいのか分からないよ。いつも支えてくれて、受け入れてくれて、愛してくれた。それが僕が感じていた、感じていることなんだ。送ってくれた喝采、あらゆる愛情表現の一つひとつを、僕は絶対に忘れない」

「胸いっぱいで、ここを去ることになる。誇りと、感謝と、決して消えることのない思い出であふれているよ。クラブ・ワールドカップの後、芝生の上でもうこのユニフォームを着ないとしても、僕はずっとマドリディスタ（レアル・マドリードサポーター）だ」

「また会おう。レアル・マドリードはいつだって僕の家だ。これからもずっとね」

「アラ・マドリード・イ・ナーダ・マス（レアル・マドリード万歳、それ以上のものはない）」

2012年夏にトッテナムからレアル・マドリードに加入して、合計13シーズンを過ごしたモドリッチ。「世界際最高のクラブ」と言って憚らなかった白い巨人では、長きにわたって中盤の絶対的存在として君臨し、チャンピオンズリーグ6回、ラ・リーガ4回、コパ・デル・レイ2回、スペイン・スーパーカップ5回、UEFAスーパーカップ5回、クラブ・ワールドカップ5回、インターコンチネンタルカップ1回と、クラブ史上最多となる合計28タイトルを獲得した。また個人としてはチャンピオンズリーグ優勝およびワールドカップ準優勝を果たした2018年にバロンドールを受賞。さらに今季には、故フレンツ・プスカシュ氏の39歳と38日という記録を上回って、レアル・マドリードの最年長出場記録を更新していた。

翻訳＝江間慎一郎（モドリッチのコメント部分）

● クロースがぺドリの凄さを語る「世界最高のMFだ。メッシのような速さは感じないが、簡単にプレーできるから圧倒的に速い」 | ラ・リーガ