17日から行われている合宿を振り返った日本代表のFW武藤嘉紀は、「すごく濃密で充実した合宿になった。コンディションを上げていくためにもかなりプラスになった」と好感触。久しぶりにフル代表へ帰ってきた男は、今回の合宿を経て着実にコンディションを高めている。
合宿最終日の21日に行われた流通経済大とのトレーニングマッチ(45分×2本)は、7-0と大勝。チームの3点目をマークした武藤は、「実戦で決められたことは自分自身にとっても自信になる」と手応えを示した上で、「試合と練習では強度も違う。その面で試合ができたことはよかった」と振り返った。
今回のトレーニングマッチでは、これまで日本代表で起用されることが多かった最前線の位置ではなく、所属するヴィッセル神戸でもプレーしている右サイドでの起用となった。ただ武藤は、「正直、監督が求める場所でプレーしなければいけない。自分がどこをやりたいというよりも『武藤にここを任せたい』というところで100%の活躍を出さなければいけない」ことを強調。日本代表への生き残りに向けた決意を語る。
22日には、カタールワールドカップアジア最終予選の中国戦(1月27日)、サウジアラビア戦(2月1日)に向けた日本代表メンバーが発表される。今回の国内合宿で「やるべきことはやった」と清々しい表情で語る武藤は果たしてメンバー入りを勝ち取れるか。メンバー発表も注目だ。
W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波(テレビ朝日)とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。
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