絶対に勝たなければならないオーストラリア戦に向けてDF冨安健洋が何度も口にしたのは「全員の勝ちたい気持ちを1つにすること」だった。
「正直、サウジアラビア戦は覚悟が足りてなかったと思う。ただ、一人ひとりが思っていることはあるし、全員が頑張っていたことは間違いない。誰もがワールドカップに行きたいと思っているし、勝ちたいと思っている。あとはそれをピッチ上で表現し、どうチームとしてプラスの方向に持っていき、1つにしていくかが大事。オーストラリア戦では覚悟を結集させて臨みたい」
では、そのために必要なことは何か。自分自身のプレーに集中した上で、周囲への発信をしていかないといけないと自負する若きDFリーダーはアグレッシブさを挙げる。
「追い込まれている状況ではあるけど、そこで守りに入ってもしょうがない。全員がアグレッシブにプレーする必要があると思う。サウジアラビア戦では前線の選手に守備を頑張らせ過ぎてしまったと思っているので、守備陣がもっと負担を請け負わないといけない。そこは変えていきたい」
覚悟を決めた冨安が日本の壁となり、最終ラインからチームメイトの背中を押していく。
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