グループDでは第9節でカザフスタンに8-0で圧勝したフランスが最終節を前に首位通過を決めた。最終節の焦点は、2位フィンランド(勝ち点11)と3位ウクライナ(勝ち点9)による、プレーオフ行きをかけた2位争いだ。
最終節、フィンランドはホームでのフランス戦。一方でウクライナはボスニア・ヘルツェゴビナとのアウェー戦となる。突破を決めたフランスはメンバー変更を加えてくるはずだが、それでも世界屈指の選手たちが揃っている。
ウクライナに対して2ポイントリードするフィンランドだが、得失点差は「+1」。それだけに、勝ち点3が欲しい状況だ。ヘルシンキ・オリンピック・スタジアムの観客の声援を背に勝ち点3をもぎ取りたい。レジェンド、テーム・プッキの活躍にも期待がかかる。
グループGは最終節まで大混戦となった。第9節を終えて、首位のオランダ(勝ち点20・得失点23)、2位のトルコ(勝ち点18・得失点10)、3位のノルウェー(勝ち点18・得失点9)と、3チームいずれも首位通過と2位フィニッシュの可能性を残している。
最終節ではオランダとノルウェーが直接対決を迎える。第9節でモンテネグロと2-2のドローに終わったオランダは今回、トルコとの得失点差「13」を考えれば引き分けでも2大会ぶり11度目のW杯出場をほぼ確実に手中にできる状況。ただし、もし敗れれば3位転落で予選敗退の可能性もある。天国か地獄か、モンテネグロ戦で2ゴールを挙げたメンフィス・デパイがここもキーマンになりそうだ。
【グループD】
4:45 フィンランド vs フランス
4:45 ボスニア・ヘルツェゴビナ vs ウクライナ
【グループE】
4:45 ウェールズ vs ベルギー
4:45 チェコ vs エストニア
【グループG】
4:45 オランダ vs ノルウェー
4:45 モンテネグロ vs トルコ
4:45 ジブラルタル vs ラトビア
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