27日の中国戦に勝利し、2位をキープした日本は1日、グループ首位のサウジアラビアをホームに迎えた。対戦相手のサウジアラビアは勝てばW杯出場が決まる状況。日本としては勝ち点差を縮めるためにも勝利が求められた。
日本の森保一監督は、この一戦に向けて前回の中国戦と同様の11人を起用。中国戦のいい流れを継続しつつ、課題を改善しながら勝利を目指した。
試合は立ち上がりから拮抗した展開で推移した。互いにポゼッション時はしっかりと相手の攻撃を構えながら対応。ボールを奪えば素早い攻撃を繰り出すか、速攻が無理と見るやゆっくりボールを動かしながら相手の隙を狙っていく。
試合が動いたのは32分だ。そこまでシュートのなかった日本だが、DF酒井宏樹のパスを起点にカウンターを発動。このボールに伊東が抜け出すと、スピードで相手をかわしてクロスを中に入れる。これを受けた南野は、シュートフェイントで相手をかわしながらシュート。GKに触られながらも強引にゴールをこじ開けた。
得点を奪ってからはサウジアラビアの攻撃を受ける時間もあったが、最終ラインに入ったDF板倉滉、DF谷口彰悟を中心に最後のところで体を張り、無失点で前半を折り返した。
後半に入り再び流れを掴んだのは日本だ。50分、左サイドでボールを動かしてから右へとボールが流れると、これを受けた伊東が右足を一閃。綺麗なボレーシュートがゴール左に決まり、伊東の4試合連続弾で大きな追加点を奪った。
その後は相手の攻勢を受けながらも、チーム全体で集中したディフェンスを披露。最後まで相手にゴールを許さず、2-0で勝利した日本は最終予選5連勝を飾っている。
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