開幕2試合で勝ち点5を失ったアトレティコ、指揮官シメオネ「陣容は素晴らしい。しかし監督が対応ができていない」 | ラ・リーガ

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アトレティコ・デ・マドリードは30日にラ・リーガ第3節、敵地メンディソロサでのアラベス戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、開幕節エスパニョール戦（1-2）、第2節エルチェ戦（1-1）と勝利を逃している状況で、今度こそ勝ち点3を獲得する意気込みを表している。

「勝ち点を増やせなければポジティブではない。自分たちがいるべき場所を考えれば、なおさらだ。私たちは冷静さを保たなくてはならない。必要な分だけ冷静さを保って、試合に臨みたいと思う」

アトレティコは今夏、総額1億8400万ユーロ（約320億円）を投じて7選手を獲得。大型補強と騒がれたが、それが結果につながっておらず批判が噴出している。

「新加入選手の多さがプレーに表れてしまっている。私たちはまだ成長を続けなくてはいけないし、両ペナルティーエリア内でもっと確信を持ったプレーを見せなくてはならない」

シメオネ監督はまた、今季のアトレティコが陣容的に大きな夢を見られるとしながら、自身がその陣容をまだ扱えていないとの見解を示している。

「両立が可能な見解だ。私たちは大きな夢を見ている。だが現実として、ここまでの2試合は監督が対応できていなかった」

「改善すべきこと？　エルチェ戦であれば、立ち上がりには多くの決定機があった。しかしラストパスの場面で、エリア内にいたフィニッシャーを生かし切ることができなかった。私たちにはエリア内でもっと存在感を出していかなければならない」

「次もあの試合と同じだけのチャンスをつくれることを願っている。スルロット、ジュリアーノと、チームは次々に決定機を迎えていったものの、決め切ることができなかった。今度の試合では決め切れることを願っている」

アトレティコはMFコナー・ギャラガーに退団の噂があり、同選手を売却した場合にはユヴェントスMFニコ・ゴンサレスを獲得すると報じられている。

「市場が閉まるまで何が起こるか分からない。私たちは起き得ることに対して備えている。ブセロ（ゼネラルダイレクター）とミゲル（CEO）とは、陣容の完成について毎日話しているよ。いつだって、どんなことでも起こり得るんだ」

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