バルセロナで出場見込めないカサド、プレミア2クラブ＆ベティスが興味…クラブは3000万ユーロ以上のオファーで売却へ｜ラ・リーガ

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バルセロナMFマルク・カサド（21）に対して、プレミアリーグのクラブなどが興味を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

ラ・リーガ第1節マジョルカ戦（3-0）、フィールドプレーヤーではDFアンドレアス・クリステンセンとともに出場機会なかったカサド。昨季は主力選手たちが負傷離脱していたために出場のチャンスをつかんだバルセロナの下部組織出身選手だが、今季はすでに復活を遂げているMFフレンキー・デ・ヨング、MFガビ、復帰間近となっているMFマルク・ベルナル、そしてアンタッチャブルなMFぺドリがいることで、ピッチに立つ時間は相当に限られることが予想されている。

そうした中で、移籍専門ジャーナリストのマテオ・モレット氏はウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ、ウェスト・ハムがカサドに興味を持っていることを報道。そして『ムンド・デポルティボ』は、両クラブの興味が事実であることを確認するとともに、すでに選手とコンタクトを取ったことも伝えている。またアトレティコ・デ・マドリードにMFジョニー・カルドーソを売却したベティスも、カサドの獲得を狙っているという。

ただしカサドの関係者によれば、選手本人はバルセロナで成功をつかむことしか考えておらず、移籍は一切に考慮に入れていない模様だ。その一方でバルセロナもカサドの放出は考えていないようだが、同選手が心変わりをして移籍を希望する場合、3000万ユーロ（約51億円）以上のオファーが届けば売却を検討するとのことだ。

『ムンド・デポルティボ』は、カサドの退団も十分に考えられるとの見解を示して、記事を締めている。

「カサドは完全なるクレ（バルセロナ信奉者）であり、このクラブで成功をつかむことを希求している。チャビからチャンスを与えられなかった後、フリックに信頼を寄せられた彼は、今回も状況を逆転できると信じているようだ。だがプレミアもベティスの獲得に向けた動きを強めており、市場が閉鎖するまでの10日間、どんなことでも起こり得るだろう」

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