欧州サッカーファンにとっては退屈なオフシーズンとなる夏。しかし今年は違う。世界の強豪32クラブがFIFAクラブワールドカップ2025に参戦、そしてその全試合がDAZNで無料ライブ配信される。
メジャーな国際大会と同様の構成となる新フォーマットのもと、32クラブが4クラブずつ計8グループに分かれて、グループリーグを戦う。
この記事ではグループAに属する出場クラブを紹介し、どのクラブが決勝トーナメント進出するかを予測する。
<グループA 試合日程>
6月15日(日) 9:00 第1節 アル・アハリ vs インテル・マイアミ ハードロック・スタジアム
6月16日(月) 7:00 第1節 パルメイラス vs ポルト メットライフ・スタジアム
6月20日(金) 1:00 第2節 パルメイラス vs アル・アハリ メットライフ・スタジアム
6月20日(金) 4:00 第2節 インテル・マイアミ vs ポルト メルセデス・ベンツ・スタジアム
6月24日(火) 10:00 第3節 インテル・マイアミ vs パルメイラス ハードロック・スタジアム
6月24日(火) 10:00 第3節 ポルト vs アル・アハリ ハードロック・スタジアム
リオネル・メッシ (C)Getty Images
クラブ創設後の記念すべき初戦を戦ってからわずか5年しか経っていない新興クラブだが、MLSの優勝候補であり、すでにMLSを代表するチームへと成長。2023年にはリーグカップ、2024年にはMLSサポーターズ・シールドと、過去2シーズンで2つの栄冠に輝いている。
デイヴィッド・ベッカムが共同オーナーを務めるインテル・マイアミは、開催国枠で今会への出場権を獲得。スーパースターのリオネル・メッシを筆頭に、タレントを集めたチーム編成が魅力だ。
アルゼンチン代表のキャプテンであり、FIFAワールドカップ優勝の経歴も持つメッシのほかにも、ルイス・スアレス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツなど、バルセロナの下部組織出身者を何人もそろえている。
スポットライトを浴びながら、MLSの旗を掲げる彼らには間違いなく注目が集まるだろう。そしてその声援はインテル・マイアミが世界の強豪相手に力を発揮するために不可欠となる。
<キープレイヤー>
リオネル・メッシ
今大会の最注目選手であり、MLSでプレーする大スターのメッシ。その輝かしいキャリアの晩年に差し掛かっているという見方もあるかもしれないが、まだまだ衰えを見せる気配はない。伝説のFWは、インテル・マイアミが抱えていた「トロフィー不足問題」を解消することに大きく貢献し、37歳となった現在でも、地球上で最も偉大な選手の一人として君臨している。
<監督>
ハビエル・マスチェラーノ
メッシの元チームメイトが監督に就任したことで、MLS新シーズン開幕を前にインテル・マイアミの元バルセロナ勢力は一段と勢いを増したようだ。とはいえ、マスチェラーノはU-20アルゼンチン代表監督、そして2024年パリ五輪代表監督の経験しかなく、シニアレベルでの経験値はまだまだ浅いという見方もある。
サム・アゲホワ(左) (C)Getty Images
ポルトガルのプリメイラ・リーガにおける、いわゆるビッグスリーの一つであるポルトは、30ものリーグタイトルを獲得してきた歴史を持ち、グループAの中では首位通過候補に挙げられるクラブだろう。
しかし国内では圧倒的な強さを誇っているものの、FIFAクラブワールドカップに出場するのは今回が初めて。同リーグに所属するライバル、ベンフィカとともに歴史を作れるかに注目が集まる。
とはいえ、シーズン途中で監督が交代したこともあり、国内リーグではライバルチームより下の順位(3位)でシーズンを終えることになってしまった。ポルトは今シーズン、ベンフィカやスポルティングといった永遠のライバルとの伝統の一戦で結果を残せておらず、2025年版の「ドラゴンズ」(ポルトの愛称)はトロフィー獲得に燃えているはずだ。
それでも、ポルトガル代表の守護神であるディオゴ・コスタ、セルビア代表のエース、マルコ・グルイッチ、アーセナルからレンタル移籍中のMFファビオ・ヴィエラなど、スター選手を多く擁している。
<キープレイヤー>
サム・アゲホワ
若きスペイン代表FWアゲホワはすでに今シーズンキャリアハイとなるゴール数を記録し、代表初キャップを獲得。長身、俊足、そして恵まれたフィジカルを兼ね備える20歳のアゲホワは、この夏、さらなる成長が見込まれる将来有望な選手として注目を浴びるだろう。
<監督>
マルティン・アンセルミ
成績不振により今年1月に解任されたヴィトール・ブルーノ前監督に代わり、指揮を執る。過去10年間、主に母国のアルゼンチンリーグ監督を務め、直近ではリーガMX(メキシコリーグ)のクルス・アスルを率いていた39歳のアンセルミ監督とっては、初の欧州での任務となる。
フェリペ・アンデルソン(中央) (C)Getty Images
ブラジルで最も成功しているクラブの一つであるパルメイラスは、ここ数十年間で最も多くカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジルリーグ)の頂点に立っている。2023年の優勝を最後に過去12回の優勝を誇り、コパ・リベルタドーレスでも常連、2021年の同大会制覇によって今回の出場権を獲得した。
FIFAクラブワールドカップにもこれまでに出場経験があり、2022年には決勝まで進んだものの、延長戦の末にカイ・ハヴァーツのPKによって惜しくもチェルシーに敗れている。
2025年は3回目の出場。ブラジルのクラブとしては同じく今大会出場するフラメンゴと並び最多となる。
アベル・フェレイラ監督は、パルメイラスにこれまでに数多くのトロフィーをもたらしてきただけに、今大会もグループAでどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。
<キーマン>
フェリペ・アンデルソン
ウェストハムとラツィオのファンであれば、この名前に聞き覚えがあるだろう。トリッキーなプレーを得意とするブラジル人FWは、昨年夏に母国パルメイラスに移籍した。驚くべきことに、アンデルソンはまだ31歳。母国に戻ってからはクラブの中心的存在として君臨し、今大会に向けて調子を上げている。
<監督>
アベル・フェレイラ
ポルトガル人のフェレイラ監督は2020年から指揮を執り、これまでパルメイラスで結果を残してきている。2020年と2021年にはコパ・リベルタドーレスで2連覇を達成し、2022年と2023年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで優勝を果たした。
ウィッサム・アブ・アリ (C)Getty Images
グループAの中で最も実力が未知数のクラブといえるかもしれないが、エジプト・プレミアリーグの強豪が、ライバルたちを脅かす存在となる可能性も十分にある。国内王者に君臨しているだけでなく、CAFチャンピオンズリーグでは過去12回の優勝を成し遂げている。
また、アル・アハリはFIFAクラブワールドカップでも知らぬ者はいないほどの存在感を誇り、これまでに10回出場。他のどのクラブよりも多くの試合をこなしている。2年前の決勝トーナメントでは、3位決定戦で浦和レッズを破り、FIFAクラブワールドカップにおける過去最高の成績を収めた。
チームは主に地元出身の選手で構成されているが、今シーズンは無敗でリーグ連覇を達成。リーグレベルの差がないとは言えないが、今大会も鮮烈な驚きを与えてくれるかもしれない。
<キーマン>
ウィッサム・アブ・アリ
昨シーズンのエジプト・プレミアリーグで得点王に輝いた、デンマーク生まれのストライカー。相手チームにとって脅威的な存在であることを証明している。昨年はパレスチナ代表として6試合に出場、2得点を挙げた。
<監督>
エマド・エル・ナハス
元アル・アハリの選手でもあるエル・ナハス監督。今年4月下旬、スイス人監督のマルセル・コラーから暫定的に監督を引き継いだ。
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