エラーコード %{errorCode}

ラ・リーガ

A＝アーノルド「リヴァプールを去るときはレアル・マドリードに移籍するためと決めていた。この決断に満足している」｜ラ・リーガ

DAZN

DAZN NEWS

12, Jun

プレミアリーグ	ラ・リーガ	セリエA
ブンデスリーガ	リーグアン	ベルギーリーグ

イングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルド（26）が12日、レアル・マドリードの入団発表に臨んだ。

今季限りでリヴァプールとの契約が切れる状態だったA＝アーノルドは、全キャリアを通じて在籍してきた同クラブを離れて、レアル・マドリードに加入することを決断。スペイン首都クラブと、2031年までとなる6年契約を結んでいる。

バルデベバス練習場で行われた入団セレモニーで、A＝アーノルドはスペイン語でスピーチを行った。少したどたどしかったものの、はっきり分かる話し方で、次のように喜びを表した。

「みなさん、こんにちは。このチャンスをくれたレアル・マドリード、会長のフロレンティーノ・ペレスに感謝をします。レアル・マドリードのようなクラブに入団するなんて、毎日起こることではありません。夢が現実になりました。ここにいられて幸せで、誇り高いです」

「マドリディスタたちに自分のプレーを早く見せたいと思っています。それと同時に、レアル・マドリードでプレーすることが大きな責任を伴うことも理解しています。それでもチームのため、マドリディスタたちのために全力を尽くす覚悟です」

「僕のプレーを早く見せたいですし、多くのタイトルを勝ち取れたらと思っています。世界史最高の選手たちともに楽しみ、成長し、チャンピオンになることを望んでいます。グラシアス、そしてアラ（万歳）・マドリード」

その後、記者会見に臨んだA＝アーノルドは、この日が訪れるのを待ち侘びていたことを嬉々として語っている（会見では英語を使用）。

「本当に感動的だ。長い間、この日を待っていたんだ。ここにいられることを誇り高く思う。まるで夢みたいだよ」

「どれくらい待っていたかって？　長い時間待っていたけど、それは何年もではなくて何週間とかだ。ここにいることができてうれしいいよ。僕はレアル・マドリードがチャンピオンズリーグで連続優勝するのを見ながら成長してきた。彼らがタイトルを獲得し続けているのは、不思議でも何でもない。自分もこれからその成功の一部になりたいんだ」

「このクラブには勝者のメンタリティーがある。クラブ・ワールドカップについても、優勝を狙ってアメリカに向かうよ」

A＝アーノルドのレアル・マドリード移籍の鍵を握ったのは、イングランド代表のチームメートMFジュード・ベリンガムだったとされている。

「彼とも話はしていた。だけど、人々が思っているようなことではない。僕たちはリヴァプールとレアル・マドリードについて話をした。レアル・マドリードがどのようなクラブかを知りたかったしね」

「彼がこの移籍の重要な役割を担ったと人々は考えている。だけどレアル・マドリードは、紹介する必要がない存在なんだよ」

「僕は分かっていたんだ。いつの日かリヴァプールを去るとしたら、それはレアル・マドリードに移籍するためだとね」

リヴァプールでもプレーしたレアル・マドリードのシャビ・アロンソ新監督と話はしたのだろうか。

「自分のアイドルだったと彼に言ったよ。一緒に働けるなんて、夢が現実になったね。彼のプレーは僕にとって大きな衝撃だった。不可能に思えるプレーを実現していたし、僕は彼の影響もあって厳しい姿勢で練習に取り組んできたんだ。」

子供の頃からレアル・マドリードでプレーすることに憧れていたかを問われると、こう返している。

「本当のことを言うとすれば、夢に見るようなことじゃなかった。多くの選手にとっては現実を超越したことだからね。イギリス人でレアル・マドリードでプレーできる選手はほんの一握りだ。若い頃は、ここまでたどり着けるなんて考えもしなかったんだ。僕は学ぶことだけに集中していた。そして今日、僕は夢にいるようだよ」

「レアル・マドリードにまつわる最初の思い出は？　覚えているのはベッカムがプレーしていたこと。とんでもなかったね。あとはクリスティアーノ（・ロナウド）のことも思い出すね。レアル・マドリードは成功を求めてくるクラブだ」

リヴァプールの生え抜きは、スペイン語でのスピーチとシャビ・アロンソ監督とともに働くことに関して「夢が現実になった」と口にしたが、レアル・マドリードでのプレーを「夢見ていた」という発言は控えていた様子だ。あくまで今、“まるで夢の中にいる”という趣旨の発言を繰り返している。

「ここに来られて、大きな期待が生まれている。まだ夢だと感じて、自分の頬をつねっているよ」