アトレティコ、グリーズマンは残留へ！出場機会減少でもチームに貢献していく意向…スペイン紙報道 | ラ・リーガ

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アトレティコ・デ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマン（34）は、どうやら来季も同クラブでプレーするようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

アトレティコと2026年まで契約を結んでいるグリーズマンだが、今季限りで退団して憧れの国アメリカのメジャー・リーグ・サッカーでプレーする可能性が浮上していた。

アトレティコはグリーズマンの去就について、これまで多大な貢献をしてきた選手本人に任せる考えとされていたが、ここ最近の両者の話し合いの結果、少なくとも来季まではクラブに残る見通しとなった。グリーズマンは主将MFコケのように、来季出場時間が減少することを受け入れ、それでもチームに貢献していく考えを固めたようだ。

また『マルカ』によれば、アトレティコはグリーズマンの来季年俸分を、今後2シーズンに分けて支払うようだ。グリーズマンの年俸は800万ユーロ（手取り額。クラブが支払いを負担する所得税含めたグロスは1600万ユーロ）だが、その支払いは2025-26シーズン、同選手がすでに退団しているであろう26-27シーズンの2回払いになり、これでアトレティコは来季人件費として800万ユーロの余裕を手にするという。

『マルカ』は過去、グリーズマンが退団すればアトレティコは彼に代わるトッププレーヤーの獲得を強いられると報じていた。が、これまで信頼のおけるメディアから、グリーズマンの代役となる選手獲得の動きは一切報じられていなかった。アトレティコにとって、そうそう代わりとなる選手が見つからない背番号7の残留は朗報と言えそうだ。

グリーズマンは合計9シーズン在籍しているアトレティコで435試合に出場して197得点（クラブ歴代1位）を記録。そのキャリアの中でチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ優勝は一度も経験しておらず、最愛と公言するクラブで両タイトルの獲得を目指し続けることになる。

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