アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、3月のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦レアル・マドリード戦で起きた、FWフリアン・アルバレスのゴール取り消しについて振り返った。
2戦合計2-2で120分間を終え、PK戦4-2でレアル・マドリードが勝利した同対戦。PK戦でアトレティコの2人目のPKキッカーだったJ・アルバレスは、シュートを決め切ったものの、VARの介入によって数分後そのゴールが取り消されている。その理由は、右足でキックする前に軸足である左足がボールに接触しており、2回ボールに触れていたとのことだった。
だがボールに2回触れていたかどうかは微妙で、なおかつ意図しないダブルタッチによるシュートが無効になるかどうかも、ルール上不透明だった。当時にも怒りを露わにしていたディエゴ・シメオネ監督は、『DAZN』とのロングインタビューで、再びその出来事について振り返っている。
シメオネ監督は、あのゴール取り消しについて、言葉に表現できないほどの負の感情を抱えていることを告白した。
「あんなにも横暴なことについて、何か言葉を口にするのは難しい。私たちは侮辱された、暴力を振るわれたと感じた。なぜ起きたのか分からないことが起き、これからも分からないままだ」
「あのとき、私はPKを見ることなく(テクニカルエリア内で)歩き続けていた。ゴールが決まって『よし、ゴールだ』と言ったわけだが、いきなりノーを突きつけられた。『何が起きたんだ。なぜダメなんだ?』と質問したよ。ボールに2回触れたとのことで、だったらそういうことなんだろうと言い聞かせたが、試合後にその場面を振り返ると2回触れてはいなかった。かなりきつい話だ」
「あれはただのPKじゃない。私たちが良い調子で勝ち進んでいたチャンピオンズのベスト8進出がかかっていたPKだったんだ。怒りしかない。誠実に言わせてもらって、怒りしかないよ。こういったプレーはフットボールの歴史に刻まれることになる」
「時間が戻ることはない。あの瞬間が戻ることはないんだ。だから、直接的な侮辱を受けて、それで終わるだけなんだよ」
なおIFAB(国際サッカー評議会)は6月3日、PKの際のダブルタッチのルールを明確化。該当する競技規則第14条において、ダブルタッチによるゴール取り消しはそもそも意図的なプレーを前提としていることを強調し、偶発的なダブルタッチでPKが成功した場合、PK失敗になるのではなくやり直しになるとした。だがアトレティコファンはSNS上などで、「こちらが正しかったと証明されても、何も解決はしない」「今からどうしろというんだ?」と、やり場のない怒りを表現している。
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