今夏での移籍も噂されるレアル・ソシエダMF久保建英だが、クラブ側は残留することに自信を持っている様子だ。スペイン『アス』が報じている。
2024-25シーズン終了間際、「僕はラ・レアルと契約を結んでいますし、ここで続けようと思っています。ですが監督(昨季限りで退団したイマノル・アルグアシル氏)同様に何が起こるかは分かりません」と発言し、ソシエダか他クラブへの移籍の可能性を除外しなかった久保。今夏、自身の代理人をSports360に変更したことで、さらに憶測が広がっている。
しかしながら、ソシエダは今のところ久保が出て行くとは考えていない様子だ。ソシエダが拠を構えるバスク州ギプスコア県で活動する『アス』のマルタ・ゴンサロ記者によれば、ソシエダは久保がチームに留まるとみなしているという。
「『アス』が知るところによれば、少なくとも現時点において、ラ・レアルは久保(の残留)について落ち着き払っており、自信を持っている。加えて、チュリ=ウルディン(ソシエダの愛称)は今月7月に日本にミニツアーに繰り出し、21日にヴァンファーレン長崎、25日に横浜FCと対戦する」
「確かに、選手の周囲の人物は沈黙を貫いている。しかし、この日本人が7月14日に(ソシエダとともに)プレシーズンを開始し、(新監督の)セルヒオ・フランシスコと知り合うのは確実のように思える。現時点では、落ち着きが支配しているのだ」
もし久保がソシエダに残留すれば、今季は同クラブで過ごす4シーズン目となる。マルタ記者は「昨季も何度か引き受けた役割ではあるが、彼はチームのリーダーの一人となるだろう」とも記し、久保がフランシスコ監督の指揮するソシエダで、ほかの選手たちを牽引する存在になるとの見解を示している。
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