アトレティコ、念願だったアンカーをついに獲得か。狙うのは…アーセナルMFトーマス！ | ラ・リーガ

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アトレティコ・デ・マドリードが、アーセナルMFトーマス・パーティ（31）の獲得を検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

アトレティコはここ数年、“5番（中盤の底、アンカーの選手）”タイプを探し続けてきたが、一度出て行った下部組織出身選手がその穴を埋めることになるかもしれない。そう、トーマスである。

2020年、アーセナルが契約解除金5000万ユーロを支払い、アトレティコを退団したトーマス。アーセナルとの契約は今季限りとなっており、この夏にフリーで移籍する可能性がある。『マルカ』電子版曰くアトレティコは、アーセナルがレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディを狙うなど、トーマスを絶対的に引き留める考えがないために、このガーナ代表MFの復帰を画策しているとのことだ。

しかしながら『マルカ』は、アーセナルでレギュラーとしてプレーしてきたトーマスが実際的に同クラブを退団するならば、間違いなく人気銘柄となるために、アトレティコが争奪戦となる前に動き出す必要性があることを強調している。

アトレティコはそれこそトーマスの退団から、“5番”タイプの選手の穴を埋めることができずにいた。バレンシアからMFジョフレイ・コンドグビア、ロイヤル・アントワープから期待の若手Mトーマス・フェルメーレンを獲得するなどしたが機能せず。加えて、スビメンディや当時PSGに在籍していたMFマルコ・ヴェッラッティなどの獲得も狙ったものの、財政的に実現することは困難だった。ディエゴ・シメオネ監督はそのためにMFコケやMFパブロ・バリオスの下部組織出身選手など、本職インサイドハーフの選手たちを中盤の底に配置してビルドアップの軸としてきた。

果たしてアトレティコは、中盤の底に穴を空けた選手を復帰させることで、その穴を埋めることになるのだろうか。

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