今季限りでレアル・マドリードとの契約が切れるMFルカ・モドリッチ。本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラストゲームとなった24日のラ・リーガ最終節、レアル・ソシエダ戦では、その生来のリーダーシップを発揮する場面があった。スペイン『モビスタール・プルス』がその様子を伝えている。
0-0で迎えた38分、レアル・マドリードはペナルティーエリア内でMFアルダ・ギュレルが蹴ったボールが、眼前のMFパブロ・マリンのハンドを誘発してPK獲得した。この先制のチャンスで、観客は「モードリッチ! モードリッチ!」と叫ぶ。ベルナベウで最後の勇姿を見せるモドリッチが、PKキッカーを務めてゴールすることを望んだのだった。
だが、そうした雰囲気の中でも、モドリッチはいつも通りリーダーシップを発揮。自分が蹴るか迷うFWキリアン・エンバペに対して、次のように口にしたのだった。
「キリアン、お前が蹴るんだ」
その直後、モドリッチはDFラウール・アセンシオからキッカーを務めなくていいのかを問われていたが、手を抑えながら何かを返答。おそらくだが、ラ・リーガ得点王と欧州得点王のために、エンバペがシュートを打つべきと説明していたのだろう。
そうしてキッカーを担ったエンバペは、GKウナイ・マレーロに一度シュートを弾かれたものの、こぼれ球を自ら押し込みゴール。モドリッチは両手を上げて喜んだ。後半に2点目も決めたフランス代表FWは、今季ラ・リーガ得点数を31まで伸ばして、国内ではバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキを4得点、欧州リーグ全体ではリヴァプールFWモハメド・サラーを3得点上回り、ラ・リーガ得点王と欧州得点王を獲得している。
抜群のテクニックと闘争心を持ち合わせながら、何よりもチームプレーを重視し続けたモドリッチは、ベルナベウのラストゲームでもその精神を示していた。なおエンバペはモドリッチの退団決定直後、SNSを通じて次のようなメッセージを記していた。
「今季の僕はあなたと一緒にプレーし、ロッカールームを共有する幸運に恵まれた。“偉大さ”の意味を、近くで見させてもらったよ……。あなたは史上最高の選手の一人である前に、素晴らしい人間だった」
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