レアル・マドリードが、26日のコパ・デル・レイ決勝バルセロナ戦を棄権することを否定した。
コパ決勝の前日、この試合の主審デ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏、VAR担当ゴンサレス・フエルテ氏は記者会見に出席し、レアル・マドリードの公式TVチャンネル『レアル・マドリードTV』が執拗に展開し続けている審判批判について抗議を行った。この試合の前にも『レアル・マドリードTV』から、自身のレフェリングを批判する映像を流されたベンゴエチェア氏は、涙を流しながら「息子が学校で、他の子たちから自分の父親が盗人だと言われるのは、たまらない」「知っていてほしいのは、非常に辛い現実があるということだ」と訴えている。
これを受けたレアル・マドリードは声明を発表し、「審判たちの会見での発言は受け入れられるものではない」「彼らがこのクラブに敵意を持っていることが再び、明確に示された」と遺憾の意を示している。『マルカ』や『アス』によれば、同クラブはRFEF(スペインフットボール連盟)およびCTA(審判技術委員会)がコパ決勝の担当審判を変えなければ、試合をボイコットすることすら辞さない様子だったという。
このままではコパ決勝クラシコが開催されないのではないかと、スペイン、ひいては世界中のフットボールファンが成り行きを見守っていたが、レアル・マドリードはスペイン時間22時23分に新たな声明を発表(前回の声明から約2時間後)。試合を棄権する意思はないと記している。
「現在、流れている噂を受けて、レアル・マドリードは明日の決勝を決して棄権しないことを表明させていただきます」
「この試合の担当審判たちの常軌を逸した嘆かわしい発言によって、この世界的なスポーツイベントを汚されてはならない--私たちはそう考えています。この試合は何億もの人々が観戦する予定であり、なおかつ(試合会場カルトゥハがある)セビージャに駆けつける人々、すでにアンダルシア州都にいる人々に敬意を払わなければなりません」
「この決勝を担当する審判たちが、私たちのクラブに対して敵意や反感を抱えていることが、今日、改めて示されました。それでもレアル・マドリードは、フットボールそのものが持つ価値こそが、あらゆるものの上に存在していると考えています」
なおレアル・マドリードが『レアル・マドリードTV』を通じて審判批判を展開している理由は、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”もあり、スペインの審判制度をより透明性の高いものにすべく改革を求めているためとされる。
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