FIFAワールドカップカタールは12月2日、グループGの最終戦を実施。ブラジル代表が首位、スイス代表が2位で決勝トーナメント進出を決めた。セルビア代表とカメルーン代表は敗退している。
| 順位 | チーム | 勝点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|
| 1 | ブラジル | 6 | +2 |
| 2 | スイス | 6 | +1 |
| 3 | カメルーン | 4 | 0 |
| 4 | セルビア | 1 | -3 |
グループGはFIFAランキング1位で今大会の優勝候補にも挙げられているブラジルが、2連勝で最終戦を待たずにグループステージ突破を決めた。
初戦のセルビア戦を好内容で2-0の勝利。前半は無得点だったものの後半にリシャルリソンが2ゴールを挙げた。しかし試合中にエースのネイマールが負傷。グループステージは10番抜きでの戦いを強いられた。それでも2戦目のスイス戦を1-0でものにし、決勝トーナメント進出を確定させている。カメルーンとの最終戦は敗れたものの、ターンオーバーを行い主力メンバーを休ませた。ネイマールの怪我が懸念されるが、そのほかのメンバーは良い状態で決勝トーナメントに臨めそうだ。
スイスは初戦でカメルーンに勝利。ブラジル戦こそ落としたものの、自力で突破を決められる状況で最終戦に向かった。対するは同じヨーロッパのセルビア。こちらはベスト16へ、勝利が絶対条件だ。試合は撃ち合いの様相となった。セルビアは5バックで守るものの、守備の連動が乏しく先制点を許す。それでも強力な攻撃陣が逆転に成功。一方のスイスも守備のほころびを突き、セルビアゴールに迫る。すると前半終了間際と後半開始直後n得点を挙げ再逆転。結果3‐2でスイスが勝利し、勝点6で2位通過を決めた。
スイス 1-0 カメルーン
ブラジル 2-0 セルビア
カメルーン 3-3 セルビア
ブラジル 1-0 スイス
セルビア 2-3 スイス
カメルーン 1-0 ブラジル