11月半ばから世界各地でウインターリーグが開催される。そのなかで、オーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL/豪州)、アジア・ウインター・ベースボール・リーグ(AWB/台湾)、ジャパン・ウインターリーグ(JWL/沖縄)の3つのリーグに派遣されるNPBプレーヤーの中から、注目選手を紹介する。
11月13日(木)に幕を開けるオーストラリアン・ベースボール・リーグで、もっとも注目したいのは石塚裕惺(巨人)だ。2024年ドラフト1位入団の石塚は、二軍で55試合に出場し、打率.327と結果を残した。シーズン終盤の9月には一軍に昇格し、9試合に出場してプロ初安打もマーク。巨人のトッププロスペクトとして、もっとも期待をかけられているといっても過言ではなく、この冬の飛躍が期待される選手だ。
そのほか、巨人では石塚と同じくルーキーの荒巻悠や、育成から支配下を目指す代木大和らも注目される。
DeNAでは中川颯に注目だ。移籍2年目の今シーズンは、中継ぎで27試合に登板し、防御率1.93と結果を残した。オーストラリアでは先発挑戦、そしてフォームの改造に取り組むとのこと。相川亮二新監督体制となる来シーズンへ向けて、異国の地できっかけを掴むことができるか。
台湾で行われるアジア・ウインター・ベースボール・リーグは、11月15日(土)に開幕。NPBからは9球団が選手を派遣し、混成チームを結成する。
そのなかで注目したいのは、麦谷祐介(オリックス)と吉野創士(楽天)のドラフト1位コンビだ。麦谷はルーキーイヤーだった今シーズン、79試合に出場。そのうち34試合は中堅でのスタメン起用であり、来季はレギュラーを狙える位置にいる。かつてチームの大先輩でもある吉田正尚(現レッドソックス)は、同リーグで打率.556、6本塁打、29打点と圧倒的な成績を残した。同じように麦谷も飛躍を遂げることができるか。
高卒4年目の吉野は今シーズン、初めて一軍の舞台に立った。来年は大学へ進学した同学年の選手がチームメートとなる。彼らに負けないためにも、ウインターリーグで爪痕を残したいところだ。
そのほか、俊足が武器の育成選手・宇都宮葵星(巨人)や長打力に魅力がある森駿太(中日/※途中合流予定)、そして2024年ドラフト2位の注目株・庄子雄大(ソフトバンク)らも参加する。
沖縄で開催されるジャパン・ウインターリーグには、一軍でも実績のある赤星優志(巨人)が参加する。4年目の今シーズンは22試合に登板し、自己最多の6勝をマーク。121投球回も同じく自己最多だった。来シーズンは先発ローテーションを完走するために、沖縄の地でレベルアップを図りたいところだ。
ヤクルトからは高卒3年目の坂本拓己らが参加。一軍登板はまだ1試合のみだが、フェニックス・リーグでは10月9日のDeNA戦で7回1失点(92球)と首脳陣へ大きくアピール。最速150キロを超えるストレートにさらなる磨きをかけ、来シーズンの一軍定着を目指す。
DAZNでも配信される豪州、台湾、沖縄でのウインターリーグ。NPBの若手たちが世界の舞台でどんな成長を遂げるのか、その一挙手一投足から目が離せない。
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