2026年の干支は午(うま)である。パ・リーグ6球団の支配下選手のうち、午年生まれの年男は2002年生まれと1990年生まれに集中している。2025年12月21日時点で、2026シーズンの支配下選手契約が発表されている選手を対象に、世代別に顔ぶれと見どころを整理する。
2002年1月から12月生まれの世代は、各球団に最も多く在籍する。日本ハムでは細野晴希投手、浅利太門投手、山城航太郎投手、進藤勇也捕手、山縣秀内野手、細川凌平内野手が該当する。楽天は中込陽翔投手、内星龍投手、入江大樹内野手、吉納翼外野手が名を連ねる。
西武は該当選手が多く、古市尊内野手、山村崇嘉内野手、佐藤太陽内野手、渡部聖弥外野手、林冠臣外野手、仲三河優太外野手、長谷川信哉外野手、川田悠慎外野手が在籍する。ロッテは中森俊介投手、広池康志郎投手、富士隼斗投手、大聖投手、山本大斗外野手。オリックスは山下舜平大投手、寺西成騎投手、片山楽生投手、川瀬堅斗投手、紅林弘太郎内野手、麦谷祐介外野手、来田涼斗外野手である。ソフトバンクは安徳駿投手、大山凌投手、庄子雄大内野手、秋広優人内野手、笹川吉康外野手が該当する。
なかでも西武の渡部はプロ2年目を迎える。1年目はシーズン序盤から首位打者争いを演じ、オールスターにも初出場した。途中に負傷離脱はあったものの、109試合出場で12本塁打を記録している。2年連続の開幕スタメン定着や本塁打数の上積みが焦点となる。オリックスの山下も年男であり、前年は4登板1勝にとどまっただけに、2026年は完全復活を期すシーズンとなる。
また新入団選手では、西武のドラフト6位・川田、ロッテのドラフト5位・富士、ドラフト7位・大聖が2002年生まれである。社会人野球出身の3選手が即戦力として存在感を示せるかも見逃せない。
1990年1月から12月生まれの年男は少数精鋭である。楽天の辛島航投手、浅村栄斗内野手、オリックスの西野真弘内野手が該当し、日本ハム、西武、ロッテ、ソフトバンクには該当者はいない。
浅村は前年に通算2000安打を達成し、現時点で2043安打を積み重ねている。2026年にどこまで数字を伸ばすかが注目点となる。西野はチーム野手最年長ながら、前年にプロ入り最多となる7本塁打35打点を記録した。勝負強い打撃で打線を支え続けている。
また、フリーエージェント宣言選手として公示されている則本昂大投手、東浜巨投手も1990年生まれである。午年のシーズンが今後のキャリアにどのような節目となるか、その動向が注目される。
過去の午年を振り返ると、前身球団を含めて西武はリーグ優勝3回、日本一1回、ソフトバンクはリーグ優勝2回、日本一1回を経験している。1990年は西武が81勝45敗4分、勝率.643でリーグ優勝を果たし、日本シリーズでは巨人に4連勝して日本一に輝いた。この年は野茂英雄氏(近鉄)が18勝8敗、287奪三振でMVPと新人王を同時受賞している。
2014年はソフトバンクとオリックスが激しい優勝争いを展開し、ソフトバンクが延長サヨナラ勝利でリーグ制覇を果たした。日本シリーズでは阪神を相手に第2戦から4連勝し、日本一となった。
2026年は年男の選手たちが力強くグラウンドを駆け、シーズンを盛り上げる存在となる。午年ならではの勢いとともに、パ・リーグの戦いがどの ような展開を見せるのか注目される。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)