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2026年ワールドカップの変更点まとめ|レギュレーション、大陸の出場枠、試合数はどう変わる?

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2021-11-27 fifa world cup Trophy Getty Images

2026年に開催されるサッカーFIFAワールドカップは、出場チーム数などのレギュレーションが大きく変更される。

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本記事では、4年後のW杯がどのように変わるのか、詳しく解説している。

2026年ワールドカップの開催地

2026年のFIFAワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で共同開催することが決定している。

過去に2002年の日韓大会(日本・韓国)にて、2カ国の共同開催を実施したが、3カ国での共催は史上初。

3カ国の開催都市は、アメリカがロサンゼルスなど計11都市、カナダはトロントとバンクーバーの2都市、メキシコは首都メキシコシティーやモンテレイ、グアダラハラなど計3都市となる。

2026年ワールドカップの開催都市

開催都市
アメリカ ・アトランタ
・ボストン
・ダラス
・ヒューストン
・カンザスシティー
・ロサンゼルス
・マイアミ
・ニューヨーク/ニュージャージー
・フィラデルフィア
・サンフランシスコ
・シアトル
カナダ ・トロント
・バンクーバー
メキシコ ・グアダラハラ
・メキシコシティー
・モンテレイ

2026年ワールドカップ|大陸別出場枠は増加

2026年大会より、ワールドカップの出場枠は現行の32枠から48枠に増加する。

このため、各大陸の出場枠が増えることになる。もっとも出場枠が追加されるのはアフリカ(CAF)で4枠が追加される。ヨーロッパ(UEFA)と北中米カリブ海(CONCACAF)はそれぞれ3枠、南米(CONMEBOL)は2枠、オセアニアは1枠増加する。

なお、大陸間プレーオフはアフリカ、アジア、南米、北中米カリブ海、オセアニアから出場国が登場。FIFAランキングによってシード順が決定され、上位2シードのチームが大会出場権を獲得。残りの4チームが1枠をかけて争うことになる。

大陸 現行(2022年/32枠) 新出場枠(2026年/48枠)
ヨーロッパ(UEFA) 13 16
アフリカ(CAF) 5 9.5
アジア(AFC) 4.5 8.5
南米(CONMEBOL) 4.5 6.5
北中米カリブ海(CONCACAF) 3.5 6.5
オセアニア(OFC) 0.5 1.5

グループリーグ・決勝トーナメントの試合数に変更は?

2026年ワールドカップから出場枠が「32」から「48」に増加するため、グループリーグ分け、決勝トーナメント進出チームも大きく変更となる。

新レギュレーションでは、3チームずつ16のグループに分かれ、上位2チーム、計32カ国が決勝トーナメントに進出する。

大陸 現行レギュレーション(2022年) 新レギュレーション(2026年)
グループリーグ 4チームずつ8グループに分かれ総当たり戦
→上位2チームが決勝トーナメントに進出
3チームずつ16グループに分かれ総当たり戦
→上位2チームが決勝トーナメントに進出
決勝トーナメント 16チームによるトーナメント方式 32チームによるトーナメント方式

アメリカ・カナダ・メキシコは開催国枠で出場できる?

2026年大会の開催国であるアメリカ・カナダ・メキシコは、開催国枠での自動出場は現時点で決定していない。

なお、2022年大会ではカタールが開催国枠として自動出場を果たしている。カタールはアジアに属するがアジア出場枠の「4.5」には含まれていなかった。

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