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【注目ドライバー】かつては壊し屋の異名も…ベテランとなったロマン・グロージャン|ハース|F1

2020-07-07 Formula 1 F1 Grosjean Haas Getty Images

経歴

2009年にルノーからF1デビュー

1986年、スイスに生まれたロマン・グロージャンはスイス・フォーミュラ・ルノー1.6選手権、フランス・フォーミュラ・ルノー、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー、F3で腕を磨き、2008年からGP2を主戦場とした。

2008年よりルノーのテストドライバーも担当していたが、ネルソン・ピケJr.がシーズン途中でシートを失ったことにより、突如グロージャンにレギュラー昇格の話が浮上。この年の第11戦ヨーロッパGPでF1デビューを果たすことになった。

この後7レースで5度完走を果たしたものの、グロージャンはヨーロッパGP、イタリアGP、ベルギーGPと接触事故を起こしている。とりわけベルギーGPではこの年のワールドチャンピオンとなるジェンソン・バトンに追突し、バトンをこの年初のリタイアに追い込んだことで非難された。

翌2010年はルノーのシートを失い、無所属状態に。本人は後にこの時レース生活にピリオドを打ち、調理師への転身を考えたこともあったという。2011年はチーム名がロータス・ルノーに変わった古巣のテストドライバーに就任した傍ら、GP2にも参戦。GP2のメインシリーズでは王座を獲得している。

F1レギュラー復帰も荒っぽさに批判集中

GP2王者の功績が評価され、迎えた2012年はロータスより再びF1で出走することになった。初戦のオーストラリアGPではいきなり予選3番手のタイムをマークして周囲を驚かせる。この年はカナダGPで最高位となる2位を経験し、3度表彰台に上がった。96ポイントを奪取してドライバーズランキング8位でシーズンを終えたものの、クラッシュを誘発する姿勢は2009年と同様で、何かと物議を醸した。2012年はオーストラリア、マレーシア、スペイン、モナコ、イギリス、ドイツ、ベルギー、日本と各グランプリで事故を招いている。

とりわけ問題視されたのがベルギーGP。このレースでは当時ザウバーの小林可夢偉が予選2番手で決勝を迎えたものの、第1コーナーでグロージャンが突っ込み、多重クラッシュの原因を招く。この時にはポイントリーダーを争っていたフェルナンド・アロンソのリタイアを招いたことでも批判されたが、日本のF1ファンにとっては“小林可夢偉のフロントローが台無しになったレース”として苦い記憶かつ、語り草になっている一戦でもある(小林は13位で完走したものの、スタート直後の接触に巻き込まれて順位を大きく落としていた)。

このように事故を誘発するレースが散見されることから、グロージャンは「オープニングラップの狂人」「サーキットの通り魔」「壊し屋」といった不名誉な肩書きで呼ばれることも。なお、グロージャンはベルギーGPでの事故により、次戦イタリアGPは出走禁止+5万ユーロの罰金ペナルティを受けている。

2013年はモナコGPでダニエル・リカルドに対して接触事故を起こしたものの、前年までに比べるとその頻度は激減。19戦中15戦で完走(完走扱い含む)を果たし、6度の表彰台を経験。132ポイントでドライバーズランキング7位だった。

ロータスはこの後上位争いから遠ざかり、グロージャンは2014年14位、2015年11位に終わる。そして2016年より新チームとして立ち上がったハースF1にエース待遇で新天地を求めることに。また、2011年よりグロージャンとともに仕事をしてきた日本人エンジニア、小松礼雄氏もハースに加わることとなった。

2016年よりハースで奮闘

新興勢力のハースは2016年よりF1にフル参戦を果たすも、上位争いに加わることはなかなか難しく、13位、14位、14位と苦戦が続く。そして2019年はマシンの力不足に泣き、3度の入賞を果たしたものの年間8ポイント、ドライバーズランキング18位で終えている。

ハース5年目の2020年、34歳とベテランの域に入ったグロージャンはチームを躍進へと導けるのか、勝負の一年となる。

プロフィール

ロマン・グロージャン

1986年4月17日生まれ|フランス国籍(出生地はスイス)|ルノー(2009)、ロータス(2012~2015)、ハース(2016~)

通算成績(2020年開幕時点)

  • 出走/166回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/1回
チーム名 勝利数 年間成績
2009年 ルノー 0勝 23位
2012年 ロータス 0勝 8位
2013年 ロータス 0勝 7位
2014年 ロータス 0勝 14位
2015年 ロータス 0勝 11位
2016年 ハース 0勝 13位
2017年 ハース 0勝 13位
2018年 ハース 0勝 14位
2019年 ハース 0勝 18位

2019年の成績

  • 年間:8ポイント/18位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストラリアGP Ret.
第2戦バーレーンGP Ret.
第3戦中国GP 11位
第4戦アゼルバイジャンGP Ret.
第5戦スペインGP 10位
第6戦モナコGP 10位
第7戦カナダGP 14位
第8戦フランスGP Ret.
第9戦オーストリアGP 16位
第10戦イギリスGP Ret.
第11戦ドイツGP 7位
第12戦ハンガリーGP Ret.
第13戦ベルギーGP 13位
第14戦イタリアGP 16位
第15戦シンガポールGP 11位
第16戦ロシアGP Ret.
第17戦日本GP 13位
第18戦メキシコGP 17位
第19戦アメリカGP 15位
第20戦ブラジルGP 13位
第21戦アブダビGP 15位

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 オーストリアGP 7月3日(金) ~ 4日(土) 7月5日(日)
第2戦 シュタイアーマルクGP 7月10日(金) ~11日(土) 7月12日(日)
第3戦 ハンガリーGP 7月17日(金) ~18日(土) 7月19日(日)
第4戦 イギリスGP 7月31日(金) ~ 8月1日(土) 8月2日(日)
第5戦 70周年記念GP 8月7日(金) ~ 8日(土) 8月9日(日)
第6戦 スペインGP 8月14日(金) ~15日(土) 8月16日(日)
第7戦 ベルギーGP 8月28日(金) ~29日(土) 8月30日(日)
第8戦 イタリアGP 9月4日(金) ~ 5日(土) 9月6日(日)
第9戦 トスカーナ・フェラーリ1000GP 9月11日(金) ~12日(土) 9月13日(日)
第10戦 ロシアGP 9月25日(金) ~ 26日(土) 9月27日(日)

F1の視聴方法

DAZNではF1™️の全レースに加え、F2・F3も配信予定。またメインフィード、オンボードカメラ、ドライバーズ・トラッカー、ライブタイミングを一つの画面で見ることができるオリジナル番組「F1 ZONE」や、「F1 LAB(ラボ)」といったコンテンツを配信。さらにレース後にはハイライト映像が配信され、また2週間見逃し配信が視聴可能だ。 また、F1™️以外にもサッカー、野球、テニス、ボクシングなど多彩なスポーツコンテンツを楽しむことができる。

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