10月27日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位の福岡ソフトバンクホークスが5-1で2位の千葉ロッテマリーンズを下し、3年ぶりとなるパ・リーグ制覇を果たした。3位の埼玉西武ライオンズは4位の東北楽天ゴールデンイーグルスに4-3で勝利。2位ロッテとのゲーム差を2に縮めている。
5位の北海道日本ハムファイターズは5-3で最下位のオリック・スバファローズに勝利した。これでオリックスは2連敗となっている。
10月27日に行われた試合の詳細は以下の通り。
西武対楽天
西武は1-3と2点ビハインドの5回、1死二、三塁のチャンスを作ると森友哉が3点本塁打を放ち試合をひっくり返す。投げては先発の高橋光成が7回3失点の好投で試合を作ると、中継ぎ陣が楽天打線を無失点に封じ込め逃げ切った。髙橋光は自身3連勝で今シーズン8勝目となった。
一方の楽天は序盤にリードを奪ったものの、先発の則本昂大が5回に痛恨の本塁打を浴び逆転を許すと、その後は反撃できなかった。則本昂は7回4失点（自責3）と粘ったものの、今シーズン6敗目となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | 西武 4-3 楽天 | 髙橋光 則本昂 | 勝：髙橋光／セ：増田 敗：則本昂 |
| 10/28(水) | 西武 楽天 | 浜屋 涌井 | 勝： 敗： |
| 10/29(木) | 西武 楽天 | 勝： 敗： |
オリックス対日本ハム
日本ハムは3−3の同点で迎えた6回に渡邉諒の適時打で1点を勝ち越すことに成功する。さらに7回には大田泰示の適時打で1点を加え5-3とリードは2点に。投手陣は7人でオリックス打線を3点に封じ込めた。3番手の加藤貴之が今シーズン3勝目をマークしている。
一方のオリックスはモヤの本塁打などで同点に追いついたものの、先発の榊原翼が粘れなかった。榊原は今シーズン3敗目を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | オリックス 3-5 日本ハム | 榊原 西村 | 勝：加藤／セ：宮西 敗：榊原 |
| 10/28(水) | オリックス 日本ハム | 増井 バーヘイゲン | 勝： 敗： |
| 10/29(木) | オリックス 日本ハム | 勝： 敗： |
ソフトバンク対ロッテ
ソフトバンクは5回、中村晃の犠飛で1点を先制する。続く6回には甲斐拓也が2点本塁打を放ち3-0とリードを広げる。8回にも2点を追加し5-0。投げては先発の和田毅が6回無失点、8奪三振の好投を見せると、その後を岩嵜翔、モイネロ、森唯斗とつないで逃げ切り勝ちを収めている。和田は今シーズン8勝目をマークした。
一方のロッテは先発の石川歩が6回3失点と試合を作ったものの、打線が奮わず。9回に清田育宏の二塁打に相手の失策がからみ1点を奪うのが精一杯だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | ソフトバンク 5-1 ロッテ | 和田 石川 | 勝：和田 敗：石川 |
| 10/28(水) | ソフトバンク ロッテ | 千賀 チェン・ウェイン | 勝： 敗： |
| 10/29(木) | ソフトバンク ロッテ | 勝： 敗： |
パ・リーグ順位表
10月27日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 111 | 66 | 40 | 5 | .623 | 優勝 |
| 2 | ロッテ | 109 | 56 | 51 | 2 | .523 | 10.5 |
| 3 | 西武 | 108 | 53 | 52 | 3 | .505 | 2 |
| 4 | 楽天 | 110 | 51 | 53 | 6 | .490 | 1.5 |
| 5 | 日本ハム | 110 | 48 | 57 | 5 | .457 | 3.5 |
| 6 | オリックス | 110 | 41 | 62 | 7 | .398 | 6 |
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