阪神タイガースは5日、新型コロナウイルスの陽性反応を受けて大阪市内の病院に入院していた伊藤隼太外野手が退院したことを発表した。
伊藤は3月26日に深夜、藤浪晋太郎投手、長坂挙弥捕手とともに新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。これにより球団は、チーム練習を休止とし、監督、コーチ、選手、チームスタッフに原則として自宅待機を要請して不要不急の外出を控えるよう指示した。
また、伊藤は3月20日から22日に行われた中日との練習試合に出場していた。そのため中日ドラゴンズは、伊藤と会話や接触した選手を自宅待機としており、新型コロナウイルス感染による影響は他球団にも及んでいた。
球団は、伊藤が5日に退院したことを報告。今後は当面の間自宅待機としたことも併せて発表している。
伊藤は球団を通じて、次のようにコメントした。
「この度は、応援していただいているファンの皆様をはじめ、野球界に携わる多くの方々にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。今後、プロ野球選手として、これまで以上に真摯に野球に取り組んでまいります」
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