今節を17位の横浜F・マリノスが勝利し、残留圏まで勝ち点「9」差に広がった湘南と鹿島が引き分けたことで勝ち点を縮めるチャンスが訪れた京都。お互いの目標に前進する勝ち点3を懸けて日曜唯一のJ1開催カードとして激突した。
ホームの湘南は、前節から中盤から前線にかけてメンバーを大幅に変更。ボランチに奥野耕平と奥埜博亮を、ウイングバックには左に中野伸哉、右に鈴木雄斗を起用し、シャドーには小田裕太郎を抜擢した。
対する京都は、エースのラファエル・エリアスが今節も欠場。こちらも前線から中盤にかけてテコ入れし、前節、福岡慎平が負傷交代したアンカーに武田将平を起用し、3トップの一角にはブラジル人アタッカーのマルコ・トゥーリオが8試合ぶりに先発した。
湘南は開始早々に中野伸哉がシュートまで持ち込む。アグレッシブな湘南らしさ全開で試合をスタートし、29分には、京都の自陣での繋ぎを中野伸哉が素早いプレッシャーでボールを奪い、ラストパスを受けた鈴木章斗が冷静にフィニッシュ。いい守備からいい攻撃を体現した湘南が前半のうちにリードを奪う。
だが、36分、鋭い動き出しでペナルティエリア内に侵入した須貝英大が倒され、京都がPKを獲得する。このPKを任された原大智がゴール中央に鋭いシュートを放つが、これをGK真田幸太が片手でセーブ。湘南が絶体絶命のピンチを守護神が凌ぐ。
すると前半終了間際、ペナルティエリア近くで裏に抜け出そうとした小野瀬康介を鈴木義宜が倒してしまい、決定機阻止で一発退場。リードする湘南がさらに優位な状況となる。
数的不利に立たされた京都はハーフタイムに2枚替えを決断し、佐藤響と中野瑠馬をピッチに入れる。しかし一人少ない中で攻め込めず、64分には長沢駿と奥川雅也を入れてさらに攻撃的なカードを切る。その中で中盤でボールを奪い、その二人でカウンターからチャンスを作るが、ゴールを決め切れない。
逆に湘南も72分、鈴木雄斗のクロスを途中出場の池田昌生が右足で合わせるが、これは太田岳志がビックセーブ。その流れのまま湘南が2次攻撃を仕掛けて、最後は松本大弥のラストパスが再び池田のもとへ。ただこのラストパスはわずかに合わない。
このまま試合は動かず、10分間の後半アディショナルタイムに突入。そして最後にドラマが待っていた。90+10分、右サイドから中野瑠馬が左足で優しいクロスを上げる。これに逆サイドから飛び込んだ須貝英大が頭で合わせてゴールに吸い込まれる。
数的不利の中、土壇場で追いついた京都がドローに持ち込んで、首位鹿島との勝ち点「5」差を死守。最後の最後に勝利が手からこぼれ落ちた湘南は、リーグ戦では18戦未勝利で、残留へさらに厳しい状況へ追い込まれている。
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