【動画】これぞエースストライカーの仕事！レオ・セアラの2ゴールで勝ち切った鹿島が9年ぶりのリーグ制覇を掴み取る ｜ Jリーグ

ホームの鹿島は前節の東京ヴェルディ戦から2枚を変更。好調の松村優太と荒木遼太郎がスタメンに名を連ねた。一方、敵地に乗り込んだ横浜FMは前節のセレッソ大阪戦から3枚を変更。朴一圭、ジェイソン・キニョーネスや松村晃助が先発で起用された。

9年ぶりの優勝を目指す鹿島は序盤からペースを握っていく。18分に小川諒也の直接FKでゴールに近づくと、迎えた20分だった。右サイドを抜け出した松村が折り返すと、荒木のシュートはミスになるもオーバーヘッドキック気味に中央へパス。これにレオ・セアラが反応し、右足のシュートをゴール左に沈めて大きな先制点を奪った。

リードを得た鹿島は、その後も試合を優勢に進める。オフサイドでノーゴールとなったが、知念慶のヘディングでゴールネットを揺らすなど、ゴールに近づく場面を増やしていく。一方、守備面では横浜FMのシュートをゼロ本に抑え、素晴らしい形で前半を折り返した。

後半、追加点が生まれたのは57分だった。右サイドで巧みなパス交換を見せると、最後は深い位置まで走り込んだ松村がクロス。これを中央でレオ・セアラがヘディングシュートを押し込み、優勝に大きく近づく2点目を手にした。

ただ、このまま鹿島が押し切るかと思われたが、横浜FMも意地を見せる。後半アディショナルタイム、自陣で角田涼太朗がドリブルで対面のマークを剥がすと右サイドへロングパス。フリーになっていた天野純がそのままゴール前まで運び、GKを嘲笑うような浮き玉のシュートを沈めて1点を返した。

それでも、同点弾は最後まで許さなかった鹿島。そのまま2-1で勝ち切り、柏の猛追を振り切って9年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。

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