【週末J1まとめ｜第33節】上位3チームが勝ち点3を手にすることができず。柏が横浜FMに勝利して3位に浮上！ ｜ Jリーグ

残り6試合という状況で白熱の優勝争いが繰り広げられる中、今節は上位3チームが勝ち星を積み上げられない週末となった。

3連覇を目指す2位のヴィッセル神戸は、敵地で浦和と対戦。前半に相手の隙を突く形でPKを奪取するも、これを宮代大聖が決められないと、後半は完全に浦和のペースに。47分にセットプレーからイサーク・キーセ・テリンにゴールを奪われ、先制点を許す展開となった。そこから神戸はアグレッシブな姿勢を見せたが、相手GKのビッグセーブもあり最後まで得点を奪うことができず。0-1で敗れ、4位に転落した。

3位につけていた京都サンガF.C.は、ホームで川崎フロンターレと対戦した中、先制点を奪われる中で同点に追いつくことには成功したが、いくつかの決定機を決めることができずにそのまま試合は終了。ドロー決着で勝ち点1を加え、2位に浮上した。

両チームの結果を踏まえ、勝てば2位以下を突き放すチャンスが舞い込んだ首位の鹿島アントラーズだったが、唯一の日曜開催となったホームでのガンバ大阪戦はゲーム終盤のPK失敗が響いてスコアレスドロー。勝ち点1の積み重ねにとどまっている。

上位3チームが勝ち星を得られなかった中、勝ち点3を手にして3位に浮上してきたのが柏だ。ホームで横浜F・マリノスを迎え撃った柏は、前半21分に一度はゴールネットを揺らされてしまう。それでも、オンフィールドレビューの結果、ノーゴール判定となると、41分に仲間隼斗のヘディングが小泉佳穂に当たってゴールイン。大きな先制点を奪った。その後も追加点こそ奪えなかったが、最後まで攻撃的に戦い続けて試合は終了。ウノゼロで勝利し、首位の鹿島との勝ち点差は「5」となっている。

残留争いでは東京ヴェルディが湘南ベルマーレを、名古屋グランパスがセレッソ大阪を破り貴重な勝ち点3を獲得。降格圏となる18位の横浜FCとの差を「8」に広げている。

■J1リーグ第33節 結果

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