FC東京は26日、アルビレックス新潟のDF橋本健人が完全移籍で加入することを発表した。
1999年12月8日生まれの橋本は、神奈川県出身のDF。横浜FCの下部組織出身で、慶應義塾大を経て、22年にレノファ山口FCへ加入してプロキャリアをスタートした。加入初年度からリーグ戦35試合に出場するなど、主力として活躍。そこから横浜FC、徳島ヴォルティス、アルビレックス新潟に在籍し、今季はJ1で27試合に出場し、2アシストをマークした。
本人はFC東京の公式サイトを通じて、以下のようにコメントしている。
「FC東京に関わるすべてのみなさま、初めまして。アルビレックス新潟より加入することになりました、橋本健人です。 みなさんとともに新たな景色を見るために、FC東京に加わる決断をしました。その決断にふさわしい日々を積み重ね、覚悟と責任を持って戦います。よろしくお願いします!」
また約1年半、在籍した新潟のクラブ公式サイトでは以下のように感謝の思いを述べている。
「アルビレックス新潟を愛するすべての皆様。このたび、FC東京に移籍することになりました。新潟で戦った1年半は、とても濃い日々でした。決して順風満帆とは言い難いものでしたが、チームメイトや支えてくださる皆さんと苦楽を共にする中で、大きく成長できました。
それでも、選手として結果に結びつけられなかったことを申し訳なく、また自分の力不足を痛感しています。どんな状況でも、本気の応援と愛情を注いでくださったサポーターの方々、本当にありがとうございました。
特に思い出されるのは、昨年のルヴァンカップ決勝で地鳴りのような応援が挙げられますが、今季、降格が決まった後のアウェイにも、たくさんの方々が現地に足を運び、熱く後押しをしてくれたことも忘れられません。
また、平日の朝9時からの公開練習を開催するたびに、何百人もお越しになり力を分け与えてくれたことも印象深いです。多くの場面で、新潟の情熱に僕の心は動かされ、戦う原動力になりました。
必死に戦ったものの、苦しい気持ちにさせてしまうことが多かったと思いますが、私は新潟のエンブレムを胸にピッチに立ち、覚悟を持って戦いました。その想いに、一点の曇りもありません。
昨夏に移籍してきた私を温かく受け入れてくれたチームメート、サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。限られたキャリアの中で、アルビレックス新潟の選手としてオレンジのユニフォームをまとって戦ったことは、私の誇りです。
ここで皆さんとは一度お別れになりますが、アルビも、僕のサッカー人生も続いていきます。皆さんとサッカーを通じて再会できることを楽しみにしています。改めまして、1年半、本当にありがとうございました。」
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