柏木陽介氏が北京五輪代表メンバー落選の裏側を初公表「体脂肪を測るカプセルに入ったら23％で…」 ｜ 内田篤人のFOOTBALL TIME

DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME #250』では、MCの内田篤人氏と同世代の安田理大氏、太田宏介氏、柏木陽介氏という『調子乗り世代』をゲストに迎え、配信250回記念回としてエピソードトーク大会を行った。

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元日本代表で23シーズンに現役を引退した柏木陽介氏。サンフレッチェ広島の下部組織出身でプロ入り後は、広島や浦和レッズなどで活躍。2010年には岡田武史監督率いる日本代表でA代表デビューも飾った。

若い頃から才能を認められていた柏木は、2007年にU-20日本代表としてカナダで開催された『FIFA U-20ワールドカップ』に出場。日の丸の10番を背負ってベスト16進出に貢献し、同年には強化合宿で日本代表に初選出。世間からも”調子乗り世代”の中心選手として注目を浴びた。

その勢いのまま、2008年に行われる北京五輪への出場権を懸けたアジア最終予選のU-22日本代表メンバーにも選出され、最終予選では全試合に出場して本戦への切符を掴み取った。だが、柏木は北京五輪のメンバーから落選した。

番組内では、『調子に乗って失敗した話』というお題でのエピソードトークが行われる中、柏木氏が「まだ世には出ていない失敗が一個あって…」と話を切り出す。そしてこう知られざるエピソードを明かした。

「19歳の頃にA代表にもって、U-20W杯にも出場して、北京五輪の最終予選でも柏木が一番試合に出たんじゃないかというくらい出場して、ド金髪で。勢いに乗りまくっていたオフにちょうど20歳になった。その時に東京を覚えました。１か月間のオフで２週間東京に入り浸った。楽し過ぎて。その時に体脂肪を測るカプセルに入ったら23％でした。やばいなと。でもそのままキャンプに入って調子も良かった。まだ動ける。けど、身体の重さに耐え切れずにアキレス腱痛になって。2,3か月サッカーができずに、そのまま北京五輪（のメンバー）から脱落した」。

このエピソードを聞いた安田氏が「それはだいぶ失敗したな」とツッコむと、内田氏も「ブラジル人でいるよね、たまに。そういう選手」と指摘する。

続けて柏木氏は、「（飲み会の場で）出されたものは絶対に食うというスタンスでやっていたから。残したらあかんという精神で。それがあったから毎日飲んでいたら、暴飲暴食が酷くて」と若気の至りを明かし、「これが今まで言っていなくてだいぶ調子に乗っていた話」と現役を引退した今だからこそ話せる貴重なエピソードを明かしている。

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