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【2023】戦いの舞台は再び北米へ…今回はスプリントも実施、総合力が試される第19戦アメリカGP|開催日程・放送予定

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【2023】戦いの舞台は再び北米へ…今回はスプリントも実施、総合力が試される第19戦アメリカGP|開催日程・放送予定DAZN
2023シーズンF1(フォーミュラ1世界選手権グランプリ)第19戦アメリカGPのプレビュー・開催日程・放送予定をお届け!
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2023シーズンのF1は当初24戦で行われる見通しだったが、新型コロナウイルスの影響で中国GPが開催見送りとなり、全23戦で実施すると発表された。第6戦エミリア・ロマーニャGPを控えた5月17日、現地イモラが洪水で被災したことから、中止とアナウンスされた。代替開催は見通しが立っておらず、直近2シーズンと同様に3年連続での年間22レースが開催される見通しとなっている。

F1第19戦アメリカGP 概要

マックス・フェルスタッペンが3年連続のドライバーズタイトル獲得を決めたカタールGP。2位以下の争いがさらに激しさを増す中、F1は再びアメリカの地に戻る。

前戦のカタールGPでは、決勝のレースを前に、スプリントで2位に入ったフェルスタッペンが3年連続のドライバーズチャンピオンに輝いた。

フェルスタッペンは予選でもトップタイムをマークし、決勝ではポール・トゥ・ウィンを達成。王者たる所以を見せつけた。

しかし、カタールでフェルスタッペンの優勝と同じくらい印象的だったのがマクラーレンのオスカー・ピアストリだ。今季F1参戦のルーキーはスプリントでのF1初優勝を成し遂げた。決勝でもフェルスタッペンには届かなかったものの、僚友でありライバルのマクラーレンのランド・ノリスの猛追をしのぎ、見事2位に輝いた。

マクラーレンが日本GPから続く2戦連続のダブル表彰台を獲得した一方で、レッドブルのセルジオ・ペレスやメルセデスのルイス・ハミルトン、フェラーリのカルロス・サインツら上位勢は不発に終わった。

これにより現在コンストラクターズランキングで5位のマクラーレン(219点)は、4位のアストンマーティン(230点)とわずか11ポイント差、3位のフェラーリ(298点)とは79ポイント差に迫っている。残り5戦、そのうちスプリント開催が2回あるため、マクラーレンが好調を維持できれば逆転が可能な数字だ。

ドライバーズランキングに目を向けると、2位のペレス(224点)から9位のピアストリ(83点)まで大混戦の様相を呈している。ペレスとピアストリの間には141ポイントの差があるが、残り5戦で獲得できる最大ポイント数が146のため、理論上はまだ挽回が可能だ。

さすがにこれは現実的ではないとしても、141ポイントの間に8人がひしめく状況は、間違いなく終盤に向けて順位争いを面白いものにしてくれるだろう。

次戦の舞台はアメリカ。今季アメリカで3回予定されているレースのうちのひとつだ。アメリカGPが行われるのは、COTAの愛称で知られるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。アメリカGPはこれまで様々な場所で開催されてきたが、2012年のカレンダー復帰以降はこのCOTAで行われている。

一番の特徴はメインストレートからターン1にかけての急坂。ドライバーはほぼブラインドでターン1に進入することになるが、コース幅が非常に広いためオーバーテイクがしやすく、ドライバーにとってはチャレンジングであり、見る者にとってはエキサイティングなセクションとなる。エンジンパワーがものを言うサーキットではあるが、多数の低速コーナーも併せ持つためバランスを考慮したセットアップが求められる。

年3度のグランプリ開催からもわかる通り、米国におけるF1人気はこれまでにない高まりを見せている。これに呼応するように、2位以下の順位争いはさらに激しさを増している。アメリカ大陸でのグランプリは時差により、例年日本のファンが視聴するには厳しい、未明及び早朝の時間帯となるが、それでも熱狂に包まれるアメリカGPを見る価値は十分にあるだろう。

レース開催日程・DAZN配信予定

第19戦 アメリカGP / サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

日時内容解説・実況
10月21日(土)
2:30~
フリー走行実況:サッシャ コメンテーター:浅木泰昭
10月21日(土)
6:00~
予選解説:田中健一 柴田久仁夫
10月22日(日)
2:30~
スプリントシュートアウト実況:サッシャ 解説:小倉茂徳
10月22日(日)
7:00~
スプリントレース実況:サッシャ 解説:小倉茂徳
10月23日(月)
4:00~(配信開始3:10)
決勝実況:サッシャ 解説:小倉茂徳

 

サーキット(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)

2023-10-12 Circuit of the Americas, Austin, Texas F1 Formula 1DAZN

特徴はなんといってもそのコースレイアウト。メインストレートから1コーナーにかけては最大傾斜12.5度・約30mの高低差を一気に駆け上がり、シルバーストーンの名物コーナー「マゴッツ/ベケッツ」や鈴鹿の「S字コーナー」のように右・左とリズミカルに第1セクターを抜けていく。

1kmを超えるバックストレートを持つ第2セクターから、ホッケンハイムのスタジアムセクションをモチーフとしたターン12~14、イスタンブールのターン8に似たターン16~18と、世界各地の名物コーナーを繋いだようなレイアウトだ。

追い抜きポイントは、DRS区間の先に位置するターン1とターン12。コース幅も広く、レース開始直後は3~4台が横並びでコーナーに飛び込む迫力のバトルが期待できる。

また、高速区間と低速区間が混在するため、マシンの総合力とともに、バランスの取れたセットアップを見つけるチームの総合力も試される。2023年はスプリントフォーマットが行われる週末でもあることから、金曜日に一度だけある60分のフリー走行で、いかに最適なセッティングを見つけられるかがカギとなりそうだ。

2022年アメリカGPの結果

2022-10-23 Verstappen Marko Red Bull F1 Formula 1Getty Images

現地オースティンは金曜から全てドライコンディションとなり、決勝では多くのマシンがミディアムを第1スティントに選んだ。なお、角田裕毅は13番グリッドからスタートする見通しだったが、ギアボックス交換が追加となり19番手からのレース開始となっている。

レースがブラックアウトとなり、2番手スタートのマックス・フェルスタッペンがトップでターン1に飛び込む。ポールスタートのカルロス・サインツはジョージ・ラッセルに追突される形でスピンを喫し、19番手までポジションを下げた。19番グリッドから開始の角田裕毅は1周目だけで5台抜き、14番手でオープニングラップを終えた。

サインツはすぐさまピットに戻り、レース続行を断念。ラッセルには5秒のタイムペナルティが課されている。

フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、ラッセル、ランス・ストロールの順番となり、9番手スタートのセルジオ・ペレスも6/56周目には5番手までポジションを上げた。

予想以上にタイヤのデグラデーションが大きいことから、10/56周目あたりから各ドライバーは徐々にタイヤ交換を行う。角田も11周目にミディアムからミディアムへとつないだ。

トップを走るフェルスタッペンは14周目にピットへと入り、ハードの第2スティントに切り替えた。

18/56周目、最終コーナー手前でバルテリ・ボッタスがスピンを喫し、グラベル上から動けず。これでセーフティーカー導入となり、各マシンのタイム差が一気になくなる。また、第1スティントを引っ張っていたドライバーは、ここで続々とピットに入った。

すべてのマシンがタイヤ交換を終えた状態でトップはフェルスタッペン。ハミルトン、ペレス、ルクレール、ラッセル、ベッテル、ストロール、ピエール・ガスリーの順番で21/56周目でセーフティーカーエンドとなる。角田もこの時点で11番手まで順位を押し上げている。

ローリングスタートで22周目より再開となり、角田はランド・ノリスをターン1で抜いて10番手に順位を上げる。この周のバックストレートではストロールのマシンにアロンソが乗り上げ、ストロールはそこでレースを終えることに。アロンソは宙に浮いたものの、なんとかピットまで戻ってレースを続行している。ここですぐさま再度セーフティーカーとなった。

このタイミングで一部ドライバーはピットインを行い、角田は8番手まで浮上。僚友ガスリーとの7-8となっている。

26周目に入るところからレース再開。ここで大きな混乱はなくクリーンなリスタートとなった。ミディアムの角田はハードを履いているガスリーの後ろでトレイン状態に付き合う形になり、タイヤの消耗が進んでしまう。33周目にガスリーが、34周目に角田がピットに入り、それぞれ第3スティントに入った。これでアルファタウリ勢は最後まで走り切る流れとなる。

35周目に2番手ハミルトンがピットに入り、36周目にフェルスタッペンとルクレールもタイヤを交換する。するとフェルスタッペンはピットストップで11.1秒要し、これで第3スティント勢での事実上トップはハミルトン。6秒後方にルクレール、その1秒後ろにフェルスタッペンという順番になった。

39/56周目にフェルスタッペンはルクレールをパスし、事実上2番手にポジションを上げる。ハードタイヤのハミルトンを4秒差で追う流れとなった。ハミルトンはフェルスタッペンとの差を意識しながらペースを上げるなど、両者の見えない戦いが続く。トップのハミルトンと2番手フェルスタッペンは49/56周目には1秒以内に入ってくる。

後方では9番手アレクサンダー・アルボンからチョウ・グァンユ、角田、ベッテルと続くトレイン状態になり、角田は残り8周でベッテルに抜かれ、12番手に順位を落としてしまった。

そして50/56周目、フェルスタッペンがハミルトンをパスしてトップに浮上。中団では52/56周目に角田がチョウ、55周にはアルボンをオーバーテイクし、10位の入賞圏内まで浮上した。

レースはフェルスタッペンがハミルトンを5秒突き放して2022年の13勝目を達成。2004年のミハエル・シューマッハ、2013年のベッテルに並ぶ年間最多勝タイとなった。数日前に他界したレッドブルの共同創業者、故ディートリッヒ・マテシッツ氏に捧げる勝利に。レッドブルは2013年以来、コンストラクターズタイトルも戴冠となり、Wタイトルを手にしている。

2位ハミルトンは2022年の初優勝を惜しくも逸す形になり、3位ルクレールまでが表彰台に上がった。

4位ペレス、5位ラッセル、6位ノリス、7位アロンソ、8位ベッテル、9位ケビン・マグヌッセンと続き、10位には角田が入った。角田は第6戦スペインGP以来、13戦ぶりの同シーズン4度目の入賞となっている。

2022年第19戦アメリカGP結果

1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/ルイス・ハミルトン/メルセデス
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/セルジオ・ペレス/レッドブル
5/ジョージ・ラッセル/メルセデス
6/ランド・ノリス/マクラーレン
7/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ
8/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン
9/ケビン・マグヌッセン/ハース
10/角田裕毅/アルファタウリ
11/エステバン・オコン/アルピーヌ
12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
13/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
14/ピエール・ガスリー/アルファタウリ
15/ミック・シューマッハ/ハース
16/ダニエル・リカルド/マクラーレン
17/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ
-/ランス・ストロール/アストンマーティン
-/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
-/カルロス・サインツ/フェラーリ

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チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦バーレーンGP 3月3日(金) ~4日(土)3月5日(日)
第2戦サウジアラビアGP 3月17日(金) ~18日(土)3月19日(日)
第3戦オーストラリアGP 3月31日(金) ~ 4月1日(土)4月2日(日)
第4戦アゼルバイジャンGP 4月28日(金) ~ 29日(土)4月30日(日)
第5戦マイアミGP 5月5日(金) ~ 6日(土)5月7日(日)
第6戦エミリア・ロマーニャGP 5月19日(金) ~ 20日(土)5月21日(日)
第7戦モナコGP 5月26日(金) ~ 27日(土)5月28日(日)
第8戦スペインGP 6月2日(金) ~ 3日(土)6月4日(日)
第9戦カナダGP 6月16日(金) ~ 17日(土)6月18日(日)
第10戦オーストリアGP 6月30日(金) ~ 7月1日(土)7月2日(日)
第11戦イギリスGP 7月7日(金) ~ 8日(土)7月9日(日)
第12戦ハンガリーGP 7月21日(金) ~ 22日(土)7月23日(日)
第13戦ベルギーGP 7月28日(金) ~ 29日(土)7月30日(日)
第14戦オランダGP 8月25日(金) ~ 26日(土)8月27日(日)
第15戦イタリアGP 9月1日(金) ~ 2日(土)9月3日(日)
第16戦シンガポールGP 9月15日(金) ~ 16日(土)9月17日(日)
第17戦日本GP 9月22日(金) ~ 23日(土)9月24日(日)
第18戦カタールGP 10月6日(金) ~ 7日(土)10月8日(日)
第19戦アメリカGP 10月20日(金) ~ 21日(土)10月22日(日)
第20戦メキシコシティGP 10月27日(金) ~ 28日(土)10月29日(日)
第21戦サンパウロGP 11月3日(金) ~ 4日(土)11月5日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月16日(木) ~ 17日(金)11月18日(土)
第23戦アブダビGP 11月24日(金) ~ 25日(土)11月26日(日)