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【2025】オレンジ色に染まるザントフォールト、サマーブレイク明け初戦で力関係に変化はあるのか…第15戦オランダGP |開催日程・放送予定

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2024シーズンのF1は24戦で行われ、同一シーズンにおける過去最多のレース数となった。

現行レギュレーション最終シーズンとなる2025年は各チーム、及びパワーユニットメーカーは早くも新規定の2026年に向けて注力している。

前年に続き、2025年も過去最多タイの全24戦となる見通し。

F1第15戦オランダGP 概要

2025年のF1は第14戦ハンガリーGPを終えてサマーブレイクに突入。中3週の休みを経て、第15戦オランダGPは4週間ぶりのレースとなる。

ハンガロリンクでの一戦はマクラーレン勢がFP1~3まですべて1-2となり、ランド・ノリス&オスカー・ピアストリで揺るがないかと思われた。それでも予選Q3ではチャールズ・ルクレールがマクラーレンを上回る会心ラップを見せ、今季初のポールポジションを獲得した。

決勝ではルクレール、ピアストリ、ジョージ・ラッセル、ノリスの上位4台が序盤から別格のペースで周回を重ねる。ライバルのアンダーカットを警戒しながらトップ3が2ストップ想定のピットインを始めた一方、ノリスはステイを続けた。

レース中盤に入ってノリスはミディアムからハードにつなぎ、上位4台で唯一の1ストップ作戦に出る。ライバルたちは2度目のタイヤ交換に入ってそこから追い上げを狙うも、そのままノリスが最後までトップの座を守って今季5勝目をマーク。オープニングラップで一時5番手にポジションを落としたノリスがタイヤストラテジーでチャンスを手繰り寄せるという、まさに起死回生の逆転勝利だったと言えるだろう。

2位は僅差でピアストリが入り、マクラーレン1-2という決着で終わっている。3位ラッセルとなり、ルクレールはレースペースが厳しくポールスタートながらP4となった。

このレースではレッドブル勢が大苦戦。ハンガロリンクのコース特性とRB21の相性が悪いのではないかと目されていたが、それに相まってFPからグリップ不足に苦しむ。マックス・フェルスタッペンも予選では8番手が精一杯だった。角田裕毅は15番手まで0.024秒及ばず予選Q1敗退。それでも僚友フェルスタッペンから予選Q1で0.163秒落ちまで近づいた。

決勝でレッドブル勢はタイヤのグリップ不足に苦しみ続け、ストラテジーは2ストップ不可避となる。フェルスタッペンは終盤、1ストップ組のリアム・ローソンをDRS圏内でも抜くことができず、9位でレースを終えた。事実上のBチームであるレーシングブルズにフェルスタッペンが敵わなかったという結果は衝撃的でもあった。

角田裕毅はピットレーンスタートで最後尾からレース開始となり、2ストップで17位フィニッシュとなっている。レース中にはグリップ不足を無線で報告しつつタイヤ交換を希望するも、エンジニアであるリチャード・ウッドはステイし続けるよう命じるなど、意見の合わない場面が散見された。7レース連続ノーポイントという不本意な結果で夏休みへと入ることに。

中3週のブレイク期間を経て、F1は8月29日~31日開催の第15戦オランダGPより再開となる。

マクラーレンが突出した強さを示す一方、アストンマーティンやキックザウバーなど、序盤戦は苦戦したチームも巻き返しを見せている。現状、来シーズンの新レギュレーションに向け開発の比重を2026年にかけているチームも少なくないが、だからと言って残っている10レースに見切りをつけるわけにはいかない。

4度王者フェルスタッペンにとっては母国レースでもあり、何としても結果を示したいところ。サマーブレイク明けのオランダGPでは、勢力図にどのような動きがあるのか注視したい。

レース開催日程・DAZN配信予定

第15戦:オランダGP

日時配信内容解説・実況
8月29日(金)19:30~フリー走行1回目解説:田中健一 コメンテーター:浅木泰昭
8月29日(金)23:00~フリー走行2回目解説:柴田久仁夫 実況:笹川裕昭
8月30日(土)18:30~フリー走行3回目解説:中野信治 実況:笹川裕昭
8月30日(土)22:00~予選解説:中野信治 実況:サッシャ
8月31日(日)22:00~決勝解説:中野信治 実況:サッシャ

コースの成り立ち

2023-08-27 Verstappen Red Bull F1 Formula 1Getty Images

オランダの首都アムステルダムから西に約30㎞、美しい砂浜の広がる海沿いの街・ザントフォールトにサーキットが建設されたのは1948年。ヨーロッパのモータースポーツ人気拡大の波に乗り、2輪と4輪のレースが行えるコースが設計され、現在に至るまでオランダGPが行われた唯一のサーキットである。

1952年から正式にオランダGP の開催地として、F1世界選手権のカレンダーに名を連ねたものの、騒音問題や周辺住民からの反対運動といった課題に直面したことで、1985年を最後に開催が見送られていた。

その後、コースレイアウトを大幅に変更するなど、環境面や安全面のための改修を実施。またオランダ人ドライバーであるマックス・フェルスタッペンの人気台頭も引き金となり、35年の時を経て、2020年に再びF1がオランダの地に戻るはずだった。その2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、5月に予定されていたオランダGPは残念ながら延期ののち中止に。

2021年、感染対策を施しつつ全収容人数の67%を上限とする形で、36年ぶりのオランダGP復活となった。2021年から5年連続開催となっている。

そして2024年12月4日には新規定初年度の2026年まで契約延長となったが、この2026年が開催最終年となる見通し。プロモーター側とF1は協議済みで、2027年からは開催しない意向で合意しているという。

 

サーキット(ザント・フォールト)

2021-08-25 Dutch Netherlands Circuit F1 Formula 1Getty Images|DAZN

オランダGPの舞台ザントフォールト・サーキットは、1周4.259kmと比較的短いコース。決勝は72周で行われる。

全体的にコース幅が狭く、コーナーが連続するレイアウトのため「オーバーテイクが難しい」という声も多い。

コースに目を移すと、特徴的なのは18度のバンク角がついたターン3とターン14。特にターン13の立ち上がりからホームストレートに向けて全開で駆け抜ける姿は、コース幅が狭いことも相まって、迫力満点のオンボード映像が見られることだろう。

百戦錬磨のフェルナンド・アロンソは、ライバルの位置を見計らってバンク角のあるアウト側のラインを通り、コーナー出口の立ち上がりでトラクション重視からオーバーテイクをするというシーンも散見された。ドライバーの力量、明確な狙いが露呈されるセクションでもある。

さらに「ターザンコーナー」と呼ばれるターン1は、コース外にランオフエリアがなくグラベルが広がるため、ブレーキング勝負でのミスが許されないコーナーになっている。

ターン10からターン11、そしてターン13~ホームストレートに至る2箇所のDRS区間をどう活用するのか、その駆け引きに要注目だ。

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2024年オランダGPの結果

2024-08-25 Norris Verstappen F1 Formula 1Getty Images

 

2024年のF1第15戦、オランダGP決勝は2024年8月25日行われた。

サマーブレイク明けの初戦となる同レースの舞台、現地ザントフォールトは晴天、ドライコンディションでレース時刻を迎えた。気温19℃、路面温度28℃となっている。

第1スティントに16名のドライバーがミディアムを選択する中、ソフトを選んだのは11番グリッドの角田裕毅、14番グリッドのルイス・ハミルトン、16番グリッドのバルテリ・ボッタスの3人。ピットレーンスタートのケビン・マグヌッセンだけがハードを装着した。

72ラップのレースがブラックアウトとなり、2番グリッドのマックス・フェルスタッペンが抜群の蹴り出しを見せ、トップでターン1へと入っていく。2番手ランド・ノリスで以下ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、チャールズ・ルクレール、セルジオ・ペレスの順番でコントロールラインに戻ってきた。

11番手スタートの角田裕毅はニコ・ヒュルケンベルグに抜かれ、P12に落として2周目に入った。この2周目の途中で同じくソフトタイヤのハミルトンに抜かれ、P13となっている。

トップのフェルスタッペンがレースを先導し、10/72周目で1.5秒差2番手にノリス。3秒後ろにラッセル、そこから1秒後方に4番手ピアストリと、接近戦ではなくやや間隔がある状況で周回が進んでいく。

13/72周目にアレクサンダー・アルボンが全車初のピットインを行い、ミディアムからハードにつないだ。15周目にはヒュルケンベルグ、角田もピットに入った。角田はミディアムの第2スティントにつないでいる。

17周目に入ると、先頭のフェルスタッペンと2番手ノリスが接近戦に入り、18周目のターン2でノリスがオーバーテイクに成功。ノリスがトップに浮上した。

2024-08-25 Tsunoda Yuki Visa Cash App RB F1 Formula 1Red Bull Content Pool

25/72周目あたりから、上位勢も最初のタイヤ交換に入っていく。2番手フェルスタッペンは先頭ノリスとの差が6秒ほどついた28周目にミディアムからハードにつないでいる。この動きをカバーして、ノリスも翌周ピットイン。セオリー通り同様にミディアムからハードにつないだ。フェルスタッペンの6秒前方の位置でトラックに復帰している。

角田は33/72周目に2度目のピットストップを行い、ソフト、ミディアム、ハードとつないだ。

34周目にはピアストリもピットに入り、上位勢はすべてタイヤ交換義務を消化。35周目でトップはノリス、2番手は7秒差でフェルスタッペン、そこから5秒後方に3番手ルクレール、4秒後ろに4番手ラッセル、そこから4秒差で5番手ピアストリという順番になった。上位勢はほぼ全車ミディアム→ハードとなり、これでほとんどのマシンが何もなければ最後まで走り切る展開となった。

ノリス、ピアストリ、サインツらがファステストラップを塗り替えながら周回を重ね、先頭のノリスはコントロール状態に入っていく。

50/72周目が近づくと、ハミルトンは1ストップで最後まで走り切るのが難しいと判断し、2ストップ作戦に切り替える。6番手走行中のラッセルも55/72周目にピットへと入り、ソフトの第3スティントに入った。

第3スティントの角田は、ストレート区間が速いローガン・サージェントの後ろでトレイン状態になり、17番手からポジションを上げられず。ラップペースも失う手詰まり状態となる。

2024-08-25 Norris McLaren F1 Formula 1Getty Images

トップのノリスは快調に飛ばして、残り8ラップの65周時点で2番手フェルスタッペンとの差を18秒まで広げた。

そしてファイナルラップにノリスはタイムを1:13.817まで短縮し、ファステストラップを叩き出して同年2勝目となるトップチェッカーを受けた。2位フェルスタッペンに22.8秒差を付ける圧勝劇となった。

2位は母国レースのフェルスタッペン。2021年から母国レース3連覇中だったが、4連覇を逸する形になった。そして3位にはルクレールが入っている。

4位ピアストリ、5位サインツ、6位ペレス、7位ラッセル、8位ハミルトン、9位ピエール・ガスリー、10位フェルナンド・アロンソまでが入賞となった。

VCARB勢は1ストップのダニエル・リカルドが12位だった。2ストップが奏功せず、サージェントに最後までフタをされ続けた角田は17位と、フラストレーションの溜まる一戦となってしまった。

2024-08-25 Norris McLaren F1 Formula 1Getty Images

2024年第15戦オランダGP・決勝結果


1/ランド・ノリス/マクラーレン
2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
5/カルロス・サインツ/フェラーリ
6/セルジオ・ペレス/レッドブル
7/ジョージ・ラッセル/メルセデス
8/ルイス・ハミルトン/メルセデス
9/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
10/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
12/ダニエル・リカルド/VCARB
13/ランス・ストロール/アストンマーティン
14/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
15/エステバン・オコン/アルピーヌ
16/ローガン・サージェント/ウィリアムズ
17/角田裕毅/VCARB
18/ケビン・マグヌッセン/ハース
19/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
20/チョウ・グァンユ/キックザウバー

 

 


チーム・ドライバー

日程・番組表

 レースフリー走行・予選決勝
第1戦オーストラリアGP 3月14日(金) ~15日(土)3月16日(日)
第2戦中国GP 3月21日(金) ~22日(土)3月23日(日)
第3戦日本GP 4月4日(金) ~ 5日(土)4月6日(日)
第4戦バーレーンGP 4月11日(金) ~ 12日(土)4月13日(日)
第5戦サウジアラビアGP 4月18日(金) ~ 19日(土)4月20日(日)
第6戦マイアミGP 5月2日(金) ~ 3日(土)5月4日(日)
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5月16日(金) ~ 17日(土)5月18日(日)
第8戦モナコGP 5月23日(金) ~ 24日(土)5月25日(日)
第9戦スペインGP 5月30日(金) ~ 31日(土)6月1日(日)
第10戦カナダGP 6月13日(金) ~ 14日(土)6月15日(日)
第11戦オーストリアGP 6月27日(金) ~ 28日(土)6月29日(日)
第12戦イギリスGP 7月4日(金) ~ 5日(土)7月6日(日)
第13戦ベルギーGP 7月25日(金) ~ 26日(土)7月27日(日)
第14戦ハンガリーGP 8月1日(金) ~ 2日(土)8月3日(日)
第15戦オランダGP 8月29日(金) ~ 30日(土)8月31日(日)
第16戦イタリアGP 9月5日(金) ~ 6日(土)9月7日(日)
第17戦アゼルバイジャンGP 9月19日(金) ~ 20日(土)9月21日(日)
第18戦シンガポールGP 10月3日(金) ~ 4日(土)10月5日(日)
第19戦アメリカGP 10月17日(金) ~ 18日(土)10月19日(日)
第20戦メキシコGP 10月24日(金) ~ 25日(土)10月26日(日)
第21戦サンパウロGP 11月7日(金) ~ 8日(土)11月9日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月20日(木) ~ 21日(金)11月22日(土)
第23戦カタールGP 11月28日(金) ~ 29日(土)11月30日(日)
第24戦アブダビGP 12月5日(金) ~ 6日(土)12月7日(日)