
2025シーズン限りで数年続いたF1のレギュレーションが一区切りとなり、2026年は新規定で新たな戦いがスタートする。
キャデラックが加わり全11チームに拡大し、パワーユニットはレッドブル・パワートレインズがフォードとタッグを組み、さらにはアウディが加わる形に。一方でアルピーヌが自社製PUではなく、メルセデスPUのカスタマーとして参戦。5メーカーがPUを供給する状況となっている。
2026年は当初、年間24レースで過去最多タイの戦いとなるはずだった。だが2026年3月14日、中東情勢が不安定化していることもあり、第4戦バーレーンGP、第5戦サウジアラビアGPが開催見送りと発表された。
しばらくは22レースで実施されるカレンダーとなっていたが、7月26日にFIAはバーレーンGPを、第16戦としてマレーシアにて代替開催すると正式発表した。これで第15戦アゼルバイジャン、第16戦バーレーンGP(マレーシア)、第17戦シンガポールGPはトリプルヘッダーとなる予定。そしてレース数も全23戦となる見通し。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 12月4日(金)18:30~ | フリー走行1回目 |
| 12月5日(金)22:00~ | フリー走行2回目 |
| 12月5日(土)19:30~ | フリー走行3回目 |
| 12月5日(土)23:00~ | 予選 |
| 12月6日(日)22:00~ | 決勝 |
Formula 1
アラブ首長国連邦のアブダビにあるヤス島に建設されたサーキット。市街地コースではなく、完全なパーマネントサーキットとして2009年に建設され、現在に至るまでアブダビGPの舞台として使用されている。
2020年までは高速コーナーから低速コーナーまでバラエティ豊かな21のターンがあるコースとなっていたが、2021年より複合カーブや一部シケインなどが統合されてターン数は16に減少。セクター2序盤にあったシケインからのヘアピンカープも構成が大きく変更され、ゆるかやなヘアピンへと変わっている。
その他、セクター3の複数コーナーも統合されるような形でターン数が減り、2021年から高速コース特性が強まることとなった。
オーバーテイクポイントはストレートエンドのターン6、ターン9となる。2021年の最終戦アブダビGPでは、ファイナルラップのターン5でマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンのインを突き、最後の1周で逆転したことも。同年のドライバーズタイトルはこれで決した。この区間も要注目の勝負どころとなる。
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2024年のF1最終戦、第24戦アブダビGP決勝は現地時間2024年12月8日に行われた。
現地ヤス・マリーナ・サーキットは日没時間直前で気温27℃、路面温度33℃のドライコンディションでレース開始時刻を迎えた。
20名中19人がミディアムを第1スティントに選択。16番グリッドのルイス・ハミルトンのみがハードを選んだ。
58周のレースがブラックアウトとなりポールスタートのランド・ノリスがトップでターン1に入っていく。
すぐ背後のオスカー・ピアストリとマックス・フェルスタッペンが接触し、両者スピン。11番グリッドの角田裕毅はスタートで出遅れ、一時19番手までポジションを下げた。
ターン6~7ではバルテリ・ボッタスとの接触でセルジオ・ペレスがスピンし、最後尾まで下がっている。
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レースはノリス、カルロス・サインツ、ピエール・ガスリー、ジョージ・ラッセル、ニコ・ヒュルケンベルグ、フェルナンド・アロンソ、ケビン・マグヌッセン、チャールズ・ルクレール、ランス・ストロール、リアム・ローソンの順番で2周目に入った。角田は17番手となっている。
すると2周目の途中、セクター3のターン10でペレスがストップしたため、レースはここでバーチャルセーフティーカーとなる。ペレスはオープニングラップでレースを終えることとなった。
3周目のセクター2途中からVSC終了でレース再開となり、ここから各ポジションで接近戦が繰り広げられる。
フェルスタッペンにはスタート直後ピアストリとの接触を引き起こしたとして、10秒ペナルティが科されている。ボッタスにも10秒加算とのスチュワード裁定になった。
後方19番手スタートだったルクレールは7周目には7番手までポジションを押し上げている。10周目にはアロンソも抜いてP6に浮上。
レースはノリスが先導し、2番手サインツとの差は11周目には3.5秒まで広がった。ノリスはペースコントロールしながら、トップを快走する状況に。
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13/58周目あたりから、トラブルのない一部のドライバーたちが最初のピットインを行い始める。この早いタイミングのピットインは2ストップとなる見通し。
21周目にはP4まで浮上したルクレールがピットに入り、ハードに履き替えた。ここから1ストップ作戦組もタイヤ交換を行う流れに。
角田は23/58周目にピットへと入り、ミディアムからハードにつないだ。VCARB勢はミディアムとハードを1セットずつしか持っていないこともあり、角田は何もなければここから最後まで走り切る流れとなる。
その翌周にはリアム・ローソンがピットに入るも、ピットアウト後には左フロントのタイヤがハマっていないと無線で報告。その次の周には再度ピットに入り、ローソンは18番手まで順位を落としてしまった。さらにはアンセーフリリースでのペナルティも科される事態に。
折り返しの29/58周を終えた時点で、まだピットに入っていないのはハードスタートのハミルトンのみ。
この29周目時点でトップはノリスで2秒後方にサインツ、3番手に12秒差でハミルトン、その7秒後方に4番手ルクレールと続いた。
フェルスタッペンは30周目までミディアムで粘ったものの、10秒のピットストップを消化したうえでハードに履き替え、11番手でトラックに復帰した。
この30周目のターン6では、マグヌッセンがボッタスを抜こうとするも、ボッタスがタイヤをロックさせて、アウトから抜こうとしたマグヌッセンと接触し両者スピン。ボッタスはその後ピットまで戻ったが、右フロントアームが破損していることもあり、リタイアを余儀なくされた。
ハミルトンは35周目にピットへと入り、ハードからミディアムに変更。これで全車タイヤ交換義務を終えた。
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37周目時点でトップはノリス、2番手2.7秒後方にサインツ。その20秒後方に3番手ルクレール、その3秒後方に4番手ラッセルとなり、トップ2であるノリスvsサインツだけが別次元の周回を重ねていく。
角田は残り18周の41/58周時点でP10を走行。後方からは複数ピットストップ組のアロンソとピアストリが迫っているため、角田としては入賞圏内の当落線上で走り続ける状況となる。
46周目に入ると、角田はアロンソとピアストリが背後に付く。だが46周目アロンソに、49周目には粘り続けたもののピアストリにかわされ、角田はP12に下げてしまった。
ファイナルラップに入ったタイミングのターン5立ち上がり、ローソンはマシントラブルでストップするも、退避したこともありセクター2はイエローフラッグからグリーンフラッグに。
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結局ノリスがポールトゥフィニッシュで最終レースを制し、2024年の4勝目となった。マクラーレンが1998年以来、26年ぶりとなるコンストラクターズタイトルを奪取している。
2位には5.8秒差でサインツ、そこから26秒差で3位ルクレールとなった。ルクレールは19番手から表彰台圏内でフィニッシュしたこともあり、ドライバー・オブ・ザ・デイにも選出された。
メルセデスでのラストレースとなるハミルトンはファイナルラップのターン9立ち上がりで僚友ラッセルを抜き、4位フィニッシュ。ラッセルはP5でチェッカーを受けた。
6位フェルスタッペン、7位ガスリー、8位ヒュルケンベルグと続き、ガスリーが6ポイントを奪取したため、最後ヒュルケンベルグ(41点)をまくって42点のガスリーがドライバーズランキング10傑に入った。
9位アロンソ、10位ピアストリまでが入賞となっている。
角田は結局P12でのフィニッシュ。スタートの出遅れが大きく響いたものの、粘りの走りを見せて2024年の最終戦を終えた。
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1/ランド・ノリス/マクラーレン
2/カルロス・サインツ/フェラーリ
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/ルイス・ハミルトン/メルセデス
5/ジョージ・ラッセル/メルセデス
6/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
7/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
8/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
9/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
10/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
11/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
12/角田裕毅/VCARB
13/チョウ・グァンユ/キックザウバー
14/ランス・ストロール/アストンマーティン
15/ジャック・ドゥーハン/アルピーヌ
16/ケビン・マグヌッセン/ハース
17/リアム・ローソン/VCARB
-/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
-/フランコ・コラピント/ウィリアムズ
-/セルジオ・ペレス/レッドブル



